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鍵の蛇巻き・今里の蛇巻き

2007年10月5日更新
蛇巻き(鍵)写真
重さ200キロの頭を担ぐ。(鍵)
蛇巻き(今里)写真
全長18メートルの蛇が家を訪れる。(今里)

所在地

奈良県磯城郡田原本町大字鍵及び今里

交通

近鉄石見駅下車 東へ徒歩20分

近鉄田原本駅下車 北へ徒歩30分

内容

6月の第1日曜日、鍵の八坂神社と今里の杵築神社では、蛇巻きの行事が行われる。
鍵では、午前中八坂神社にて稲わらで蛇をつくる。午後からは1年の間に鍵大字内で祝い事のあった家々を、蛇を担いで訪ねる。200キロ近い頭を17歳の少年と当屋が一緒に担ぎ、後ろの綱を参加した全少年が頭の前進を阻むよう引っ張り合いながら道を進んでいく。最後に、北中学校の前の「はったはん」という場所の大樹の根元に頭がおかれ、胴体が上へと樹に吊るされる。(下り龍・降り龍)
今里の杵築神社では、午後1時過ぎに中学生以上の男子が麦わらを束ねて、全長18mの蛇を作る。行事参加者が拝殿でお神酒を飲む間、村の参拝者にはわらの先にくくられた「わかめの味噌煮」が配られる。余れば、観光客にもおすそ分けがある。甘く美味。 その後、中学生(本来は数えで15から17歳)の男子が蛇頭を抱え、今里の各戸を「おめでとう」と言いながら練り歩く。広い道に至れば、「それ」との掛け声とともに、蛇体に人を巻き込む。子供たちの笑い声が上がり、実に楽しい。蛇は再び杵築神社に戻り、神社南側にある大樹に頭を上に巻き付けられる。(上り龍・昇り龍)
蛇が巻き付けられた大樹の根元には、絵馬や農具のミニチュアが祭られる。
蛇巻きは、その構成員が男子であり、旧暦の5月5日に行われる端午の節句にちなんだ行事である。また、やがてくる田植え時に雨が降るようにという祈りを含んでいる。

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