○「交通安全マナーアップ実践」に関する決議
平成8年6月17日
交通事故のない明るく住みよい地域社会の形成は、田原本町民すべての願いである。
昨年、県下においては、史上最高の交通事故が発生し、119人の尊い命が失われるとともに約9,000人の負傷者数を数えたが本年もこれを上回る状況で依然として多発傾向にある。
この事故の増加原因については、車両や運転免許保有者数の増加に伴う交通の過密、混合、複雑化、更には高齢者社会の進展等が背景にあるほか、道路利用者の交通マナーの悪さあるいは安全意識が低いことが大きな要因となっている。
田原本町議会は、現下の交通情勢を深刻に受け止め、町民の生命を守るために「交通安全マナーアップ実践運動」に賛同し、特に、
1 飲酒運転の追放、信号の厳守、安全速度の遵守、一時停止と安全確認の励行、高齢者をいたわる運転の「5SDの実践」
1 シートベルト・ヘルメットの着用
1 ピカピカグッズ(交通安全反射材)の着用
1 安全な自転車の利用
1 迷惑をかけない駐車
を重点に取り組み、悲惨な交通事故を追放し、明るく住みよい田原本町の実現に向けて全力を尽くすことを決議する。
田原本町議会