基金運用を通じた社会貢献

独立行政法人国際協力機構(JICA)が発行する「ソーシャルボンド」への投資について

 

2020年12月25日

田原本町は、基金運用を通じた社会貢献と2015年に国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)達成への取組みとして、本町保有の基金の一部を独立行政法人国際協力機構(JICA)が発行する「JICA 新型コロナウィルス対応ソーシャルボンド」へ投資いたしました。

JICAは、日本政府の定めた開発協力大綱に則ってODA(政府開発援助)政策を担う、世界最大の二国間援助実施機関であり、JICAが発行する債券への投資資金は、有償資金協力事業に充当され、開発途上地域の経済・社会の開発、日本及び国際社会の健全な発展のために活用されます。また、これら事業は国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)の17のゴールの内、10のゴールで中心的役割を果たしており、持続可能な国際社会の実現に貢献しています。

今回発行の債券により調達された資金は、開発途上国における新型コロナウィルスを含む感染対策(保健医療システムの整備、水・公衆衛生環境の改善)及び新型コロナウィルス感染拡大により経済影響を受けた開発途上国の中小企業等向けの金融支援を目的とする有償資金協力事業に充てられる予定です。

田原本町では、今後も公共性・公益性にかんがみ、適切なリスク管理のもと、持続可能な社会の形成に向けた社会的責任を果たしてまいります。

(外部リンク(JICAホームページ))

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担当課:企画財政課財政係
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