田原本町

2200年前の大型建物

第74次調査では、弥生時代中期初頭(紀元前100年ごろ)の大型建物跡が検出されました。
東西7m、南北11.4m以上で、畳約50畳の広さがあります。柱穴は16基みつかっていますが、そのうちの3基には直径60cmのケヤキ柱が残っていました。
また、棟を支える柱はヤマグワが使われていました。唐古・鍵遺跡が大環濠で囲まれる以前の、西地区の中心施設と考えられます。