田原本町

青銅器鋳造炉跡・銅鐸石製鋳型

●青銅器鋳造炉跡
第65次調査で検出された炉跡です。幅15cm、長さ45cmの細長い焼土面 が残っていました。長方形の地上炉の跡と考えられます。弥生時代中期後半の遺構で、青銅器の鋳造に使われていたのでしょう。
●銅鐸石製鋳型
第3次・第65次調査で出土した石製鋳型です。2つの破片から、4区袈裟襷文の中に重弧文を配する図案と考えられます。この鋳型で作られた銅鐸はまだ見つかっていません。
写真は銅鐸鋳型と復元品。