浄照寺本堂

 浄照寺は、平野長勝の創建と伝えられ、木造阿弥陀如来立像(江戸時代前期)を本尊としています。また、寺宝として親鸞上人画像一幅があり、大谷本廟に安置されていたものを本願寺から下付されたといわれています。

 主な建造物には、本堂・庫裏・鐘楼・太鼓楼・表門があり、このうち表門は、伏見桃山城の城門を移築したものと伝えられています。

 浄照寺の本堂は、慶安4年に建立された、入母屋造本瓦葺の建物です。本堂には、組物、欄間、蟇股等などに優れた彫刻技法が残り、県下における大規模な真宗寺院本堂の典型として価値の高い建物です。

名称

浄照寺本堂

時代

江戸時代前期

所在地

奈良県磯城郡田原本町(茶町)

交通

近鉄橿原線田原本町駅下車 東へ徒歩3分

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