感染症情報

2019年9月18日更新

エボラ出血熱について

エボラ出血熱について

エボラ出血熱は、エボラウィルスによる感染症です。

 

2018年8月1日からコンゴ民主共和国の北キブ州とイツリ州において、エボラ出血熱のアウトブレイクが続いており、2019年6月11日には、隣国のウガンダ共和国のカセセ県でも患者が確認されました。

エボラ出血熱流行に伴い、WHOが2019年7月18日(日本時間)、コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当する旨を宣言しました。

エボラ出血熱の症状について

感染後、2~21日(通常は7~10日)で、突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛、嘔吐、下痢、胸部痛、出血(吐血、下血)等の症状が現れます。

エボラ出血熱の感染経路について

エボラウィルスに感染した患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)や患者の体液等に汚染された物質(注射針など)に十分な防護なしに触れた際、ウィルスが傷口や粘膜から侵入することで感染します。

一般的に症状のない患者からの感染や空気感染はしません。咳やくしゃみを介してヒトからヒトに感染するインフルエンザ等の疾患とは異なり、簡単にヒトからヒトにうつる病気ではありません。

エボラ出血熱の治療方法について

ワクチンや特異的な治療法はないため、症状に応じた治療(対症療法)を行うことになります。

発生国から帰国後に発熱などの症状がみられた方の連絡先

エボラ出血熱発生地域に渡航し、帰国後、1か月以内に発熱などの症状がみられた場合には、万一場合を考えて、最寄りの医療機関への受診は控え、保健所へご連絡ください。

連絡先 電話番号
中和保健所(保健予防課 感染症係) 0744-48-3037

※休日、夜間も同様に上記電話番号へご連絡ください。

エボラ出血熱の流行状況について

関連ホームページ

蚊媒介感染症に注意しましょう

蚊媒介感染症について

蚊媒介感染症とは、病原体を保有する蚊に刺されることによって起こる感染症です。

主な蚊媒介感染症には、デング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症、日本脳炎などがあります。

日本脳炎以外のこれらの感染症は、主に熱帯、亜熱帯地域で流行しており、輸入感染症としてみられています。

海外に渡航する際には、渡航前に現地での流行状況を把握し、刺されないための対策をしましょう。

デング熱

●デング熱について

デング熱は、デングウイルスを保有する蚊に刺されることで感染します。人から人へは直接感染しません。

主な流行国は、東南アジア、南アジア、中南米、カリブ海諸国ですが、アフリカ、オーストラリア、中国、台湾においても発生が見られるため、渡航者は刺されないための対策をしましょう。

 

●デング熱の症状について

デング熱とデング出血熱の2種類があります。

デング熱の場合は、感染後2~14日(多くは3~7日)で、突然の発熱で始まり、頭痛、筋肉痛、関節痛等を伴い、発疹の出現を経て1週間程度で軽快します。

デング出血熱の場合は、出血傾向やショック症状を伴う重篤な病態が出現することがあります。

詳しくは、下記リンクをご参照ください。

チクングニア熱

●チクングニア熱について

チクングニア熱は、チクングニアウイルスを保有する蚊に刺されることで感染します。

主な流行国は、アフリカ、南アジア、東南アジアなどの熱帯・亜熱帯地域ですが、最近、ヨーロッパやアメリカ大陸にも感染者が広がり、年々患者数が増加している感染症です。渡航者は刺されないための対策をしましょう。


●チクングニア熱の症状について

感染後2~12日(多くは3~7日)で、発熱、関節炎、関節痛、発疹がみられます。結膜炎や神経系の症状もみられることもあり、また、出血しやすくなることもあります。死に至ることは稀ですが、関節の痛みが数週間から数ヶ月間続くことがあります。

詳しくは、下記リンクをご参照ください。

ジカウイルス感染症

●ジカウイルス感染症について

ジカウイルス感染症は、ジカウイルスを保有する蚊に刺されることで感染します。

中南米、南太平洋地域、東南アジア、アフリカなどで感染の発生が報告されていますので、渡航者は刺されないための対策をしましょう。

 

●ジカウイルス感染症の症状について

感染後2~12日(多くは2~7日)で、軽度の発熱、皮疹、結膜炎、筋痛や関節痛、倦怠感、頭痛などが現れます。通常、これらの症状は2~7日間続きます。但し、多くの場合は、症状が現れず、感染に気づかないことがあります。

妊娠女性が感染すると、胎児に先天性の神経障害や小頭症を起こすことがあります。また、成人では感染後に数週間を経てギラン・バレー症候群を発症することがあります。

詳しくは、下記リンクをご参照ください。

日本脳炎

●日本脳炎について

日本脳炎は、日本脳炎ウイルスを保有する蚊に刺されることで感染します。

日本脳炎ウイルスはブタの体内で増殖し、蚊によってブタからブタにウイルスが伝播します(ブタ→蚊→ブタ)。一方ヒトは、ブタから感染した蚊に刺されて感染します(ブタ→蚊→ヒト)。ヒトからヒトへの直接感染はありません。

極東から東南アジア・南アジアで流行している感染症で、年間3~4万人の感染者の報告がありますが、日本では予防接種が開始されてから感染者数が減少しました。

 

● 日本脳炎の症状について

感染後6~16日で、高熱、頭痛、嘔気、嘔吐などで発病します。次いで、意識障害、神経系障害を示唆する症状が現れます。

死亡率は20〜40%で、精神神経学的後遺症は生存者の45〜70%に残り、小児では特に重度の障害を残すことが多くなります。

 

● 日本脳炎の予防について

予防の中心は蚊の対策と予防接種です。

日本脳炎の不活化ワクチンが予防に有効なことは証明されており、実際、近年の日本脳炎確定患者のほとんどは予防接種を受けていなかったことが判明しています。

詳しくは、下記リンクをご参照ください。

麻しん(はしか)の流行について

関西地域で、麻しん(はしか)患者の発生が続いています

麻しん(はしか)は、感染力が極めて強く、空気感染・飛沫感染・接触感染し、麻しんに対する抗体のない方が麻しんウイルスに感染した場合、ほぼ100%の方が発病すると言われています。

麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんワクチンが有効な予防法となります。

症状が疑われる場合

必ず事前に医療機関に連絡し、麻しんの可能性があることを伝え、医療機関の指示に従って受診してください。(他の患者さんへの二次感染防止のため)

直接医療機関を受診することは、絶対しないようにしましょう。

受診の際には、マスクを着用し、周囲の方へ感染させないよう、公共交通機関等の利用を可能な限り避けましょう。

下記の場合、麻しんの疑いがあります

発熱、咳、鼻水、眼球結膜の充血、発疹などの症状があり、

麻しん患者と接触した場合や、麻しん流行国(特にアジアの国々)へ最近の渡航歴がある場合。

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状や目の充血、関節痛など様々な症状が現れます。2~3日熱が続いた後、一旦熱が下がり、再び39℃以上の高熱と同時に全身に発疹が出現し、4~5日高熱が続きます。

麻しんの予防方法

麻しんは、予防接種で防げる病気であり、ワクチンの接種は個人でできる有効な予防方法です。

予防接種法に基づく定期予防接種の対象者は、対象年齢がきたら早めに予防接種を受けましょう。

(第1期:1歳〜2歳未満、第2期:小学校就学前の児。対象者には予診票を個別通知しています)

 

※定期予防接種の対象以外の方は、任意予防接種となります。

広域的な流行時は、麻しんワクチンが不足する可能性がある為、定期予防接種対象者が優先となります。麻しんにかからないための抗体があるかどうかは、抗体検査でわかります。

 

詳しくは、下記リンクをご参照ください。

関連ホームページ

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:健康福祉課保健センター
電話:0744-33-8000