京奈和自動車道・大和御所道路(大和区間)沿道景観保全型広告整備地区基本方針

 京奈和自動車道は京都から奈良、和歌山を結ぶ高規格幹線道路であり、その大和御所道路大和区間は奈良盆地のほぼ中央部を南北に縦貫し、大和郡山市から橿原市までの3市3町をつなぐものである。
 この路線が位置する奈良盆地の四周を囲む大和青垣は、奥行きのある表情豊かな美しい山並みであり、大和三山や丘陵の緑とあわせて「豊かな自然の緑」として、本県の景観の骨格を形成している。県では、この大和青垣等の自然の緑を保全するとともに、その奈良らしい眺望景観を幹線道路等の沿道地域における景観づくりにも活用し、新しい奈良の魅力づくりを図ることとしている。
 このような地域の魅力づくりを実現する一環として、京奈和自動車道・大和御所道路大和区間沿道を景観保全型広告整備地区に指定し、良好な広告景観づくりを推進しようとするものである。

1.広告景観づくりに関する基本構想

 近畿圏の主要拠点を結ぶ広域ネットワーク路線の一部として、また、県内の南北を結ぶ骨格的な路線として、道路から一望できる美しい大和青垣の広がりのある眺望を保全し、新たな奈良の魅力を感じさせる広告景観づくりを図る。

2.広告景観づくりに関する基本事項

 大和青垣の眺望を保全する開放的な空間の創出

 奈良の景観の骨格である大和青垣を一望できる美しい眺望景観を保全するため、一定の高さを超えて表示される屋外広告物の掲出を抑制するものとする。

指定する区域

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