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令和6年度企画展「宮古平塚古墳にみる王権」

(イメージ)令和6年度企画展「宮古平塚古墳にみる王権」

開催場所・会場
田原本青垣生涯学習センター 2階会議室(特別展示室)
開催日・期間
令和6年4月20日(土曜日)~5月26日(日曜日)午前9時~午後5時まで(入館は午後4時30分まで)※月曜日休館
イベントの種類分野
イベント / 文化・芸術 , 生涯学習
イベントの詳細
内容

かつて、田原本町域には、羽子田古墳群や唐古・鍵古墳群など、現在確認されているだけで80基あまりの古墳が存在しました。しかし、後世の耕作などによりそのほとんどが破壊され、現在は黒田大塚古墳や笹鉾山1号墳など数えるほどしか残っていません。

令和3~4年度にかけて発掘調査が行われた宮古平塚古墳は、墳丘が破壊された古墳の一つです。同古墳の調査では、多数の形象埴輪が出土しました。特に、太鼓形埴輪は全国でも類例が少なく、完形で出土した例は全国初です。また、太鼓形埴輪はこれまで、大王墓・首長墓級の古墳からの出土が知られていましたが、宮古平塚古墳はそれらの古墳と比べると小規模な古墳です。本企画展では、宮古平塚古墳から出土した埴輪を中心に、田原本町周辺地域の古墳から出土した埴輪も紹介するとともに、古墳時代後期前半の田原本町の位置づけを探ります。

観覧料

一般300円、高校・大学生150円

常設展との共通券のみ

※中学生以下は無料

関連講演会

●講演会1

・開催日時:令和6年5月3日(金・祝)

13:30~15:45(開場:12:30)

・会場:田原本青垣生涯学習センター 研修室

・定員:80人(申込不要 先着順)

・演題

「太鼓形埴輪の実態を探る」花熊 祐基氏(龍谷大学 大学院)

「井辺八幡山古墳の太鼓形埴輪」松田 度氏(大淀町教育委員会)

「宮古平塚古墳の太鼓形埴輪」西岡加奈子

・内容:各地の太鼓形埴輪の類例紹介など

・聴講無料

 

●講演会2

・開催日時:令和6年5月19日(日曜日)

14:00~15:30(開場:13:00)

・会場:田原本青垣生涯学習センター 研修室

・定員:80人(申込不要 先着順)

・演題

「太鼓の古代学―宮古平塚古墳太鼓形埴輪の意義―」森田 克行氏(高槻市文化財アドバイザー)

・内容:太鼓形埴輪の意義、今城塚古墳の調査成果から見た宮古平塚古墳の位置づけなど

・聴講無料

備考

新型コロナウイルス感染症対策について

入館の際には以下の点にご理解、ご協力をお願いします。

 

・館内では、手指の消毒、他の来館者との距離を保ってください。
・展示ケースには手を触れないようご協力をお願いします。

関連イベント

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:唐古・鍵考古学ミュージアム
電話:0744-34-7100