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終了した展示・催し 企画展・ミニ展示など(平成18年度)

平成18年度 春季企画展

「太子道の巷を掘る」

「太子道の巷を掘る」冊子画像

保津・宮古遺跡で検出された太子道(筋違道)。聖徳太子が通ったとされるこの古道は、田原本町から三宅町にかけてはっきりと残存しています。田原本町では別の古道である保津・阪手道と交わり、巷(交差点)を形成していました。この巷を擁する保津・宮古遺跡とその周辺の文化財を展示します。

会期

2006年4月15日(土曜日)~5月21日(日曜日)

報告会「常楽寺推定地の調査」

講演会「保津・宮古遺跡の調査成果」については次のリンクをご覧下さい。

平成18年度 夏季ミニ展示

「古墳と中・近世の屋敷跡 小阪里中遺跡」

「古墳と中・近世の屋敷跡小阪里中遺跡」の冊子画像

室町時代の田原本では各所で有力な武士が競合していました。小阪里中遺跡からは大溝に囲まれた中世の居館跡がみつかり、中世武士の「小坂氏」と関係するのではないかと考えられています。また、この屋敷跡のさらに下からは古墳がみつかっており、多数の遺物が出土しました。今回はこの小阪里中遺跡を紹介します。

会期

2006年7月22日(土曜日)~9月3日(日曜日)

平成18年度 秋季企画展

「弥生時代の青銅器鋳造」

弥生時代の青銅器鋳造の冊子画像

唐古・鍵遺跡の青銅器鋳造関連資料を中心に、弥生時代から古代の金属・ガラス鋳造技術の変遷をとらえる展示をおこないます。

会期

2006年10月14日(土曜日)~11月19日(日曜日)

講演会「弥生時代の青銅器―朝鮮・中国との比較―」については次のリンクをご覧下さい。

平成18年度 冬季ミニ展示

「出土した木製品―弥生から江戸時代まで―」

「出土した木製品―弥生から江戸時代まで―」冊子画像

「日本は木の文化」と言われるように、縄文時代から用途に応じて木や植物を利用してきました。こうした材質は腐敗しやすく残りにくいのですが、田原本町は低地で水分の多い土壌のため豊富な木製品が出土します。特に唐古・鍵遺跡からは制作途中のものもみつかり、木製品を作る工程を明らかにしました。このような多くの木製品の一部を展示公開します。

会期

2007年1月27日(土曜日)~3月4日(日曜日)

平成18年度 特別陳列

「大型銅鐸の復元」

平成18年11月11日、唐古・鍵遺跡の現地において銅鐸の鋳造実験をおこないました。唐古・鍵遺跡で出土した土製鋳型外枠から土製の銅鐸鋳型を復元し、伝・大和出土銅鐸(辰馬考古資料館蔵)の復元を試みました。

会期

2007年3月6日(火曜日)~4月1日(日曜日)