田原本ふるさとかるたの解説(No.21~No.25)

 土器の絵が 昔を語る 弥生の楼閣

かるた

解説

 唐古池の西ほとりにある楼閣は、平成3年(1991年)、北小学校の敷地から楼閣(2階建ての建物)の絵が描かれた弥生時代の土器のかけらが発見され、それをもとに復元されました。この土器のかけらは唐古・鍵考古学ミュージアムに展示されています。

 めずらしい 牛の埴輪の 羽子田遺跡

かるた

解説

 田原本幼稚園と田原本小学校のあたりには、たくさんの古墳がありました。そのうち羽子田1号墳からは、古墳時代後期の「牛の埴輪」が発見され、国の重要文化財に指定されています。

 馬と人 埴輪が出たよ 笹鉾山古墳

かるた

解説

 笹鉾山1号墳は八尾にある古墳時代後期の前方後円墳です。その北側にあって、削られて埋まっていた円墳の2号墳からは、珍しい馬や馬を曳く人の埴輪が発見されました。 2号墳から発見された埴輪などは、県の文化財に指定されています。

 ひょうたんだ 緑の小山 黒田大塚古墳

かるた

解説

 黒田大塚古墳は古墳時代後期の前方後円墳です。本来の全長は86メートルありましたが、周囲が削りとられて、「ひょうたん」のような形になっています。発掘調査では埋もれた周濠や埴輪・蓋形木製品を 検出しています。奈良盆地低地部では墳丘を残す数少ない古墳で、県の史跡に指定されています。

 聖徳太子 いつも通った 太子道

かるた

解説

 太子道は、聖徳太子が斑鳩から飛鳥の宮に通う近道としてつくられたといわれこの名があります。奈良盆地中央部の三宅町屏風から田原本町保津方向へと一本の道が南南東方向に斜行しているので柱の補強材に似ているところから「筋違道」とも呼ばれ、現在も活用されています。 

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