田原本ふるさとかるたの解説(No.16~No.20)

 耳の病気 治す宮古の 薬師様

かるた

解説

 宮古の薬師堂に伝わる木造薬師如来坐像は、平安時代初期(800年ころ)の作で、一本の檜から彫ってあり、国の重要文化財に指定されています。また、この薬師如来は耳の病気に御利益がある「まめ薬師」として親しまれています。

 弘法大師 まつったお寺 本光明寺

かるた

解説

 本光明寺は八条にあって、弘法大師の像と弘法大師がつくったといわれる池があります。「はっちょうのお大師さん」と慕われています。また、平安時代に造られた木造十一面観音立像(1050年ころ)が国の重要文化財に指定されています。

 融通念仏の 縁起絵残る 安楽寺

かるた

解説

 安楽寺は矢部にある融通念仏宗のお寺です。南北朝時代に描かれた絹本著色融通念仏縁起絵があり、国の重要文化財に指定されています。

 六角の 屋根が自慢の 浄福寺

かるた

解説

 浄福寺は蔵堂にある融通念仏宗のお寺です。江戸時代末に建てられた本堂(1866年)は、初瀬川沿いに位置し上層が六角形、下層が四角形と、この地域ではめずらしい様式です。

 弥生びと 歴史が語る 唐古・鍵遺跡

かるた

解説

 唐古・鍵遺跡は、唐古と鍵にまたがる弥生時代の大きな集落の遺跡です。集落の周りは濠で囲まれています。そこからは稲作で使われていた道具や生活に使われていた様々な物が発見されました。これらの多くは唐古・鍵考古学ミュージアムに展示されています。遺跡のうち10ヘクタールが国の史跡に指定されています。 

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