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唐古・鍵遺跡史跡公園エリア

唐古・鍵遺跡史跡公園エリア紹介

唐古・鍵遺跡史跡公園エリア紹介図

史跡公園のすがた

  国史跡の指定を受けた唐古・鍵遺跡では、地下の遺構を恒久的に保存するとともに、史跡公園として活用を図るため、指定直後の平成11年度より土地の公有化を行ってきました。平成21年度からは本格的な工事に着手し、平成30年4月17日にオープンしました。

  この公園は、弥生時代の遺跡という特色を生かし、周囲の田園風景を含めた弥生時代の「風景」の再現と、かつてこの場で行われていたであろう「生活」を追体験できる場となることを目指しています。また、道の駅や6月リニューアルオープン予定の唐古・鍵考古学ミュージアムと事業連携を行うことで、本町における体験型教育の場、観光拠点の創出を図ります。

楼閣の写真

復元楼閣

  遺跡で発見された土器に描かれていた建物「楼閣」を、江戸時代に築造された農業用溜池の南西隅に復元。遺跡の、また町のシンボルタワーとなっています。

遺構展示情報館の写真

遺構展示情報館

  遺跡や公園全体のガイダンスの場となる施設。発掘調査で発見された大型建物跡の柱穴を型取りした模型を展示し、発掘時の状況を再現しています。

弥生の建物広場の写真

弥生の建物広場

  広場の南側では、発掘調査で発見された大型建物跡を柱のみで表現しています。

生活体験広場写真

生活体験広場

  弥生の生活を体験できる広場で、休憩所やトイレを併設します。土器の野焼きや火おこし、復元土器を使った炊飯など、さまざまなイベントを行う場となります。

弥生の林エリア写真

弥生の林エリア

  弥生の風景の再現のため、当時の植生に即した樹木や草花を植えています。散策や植物観察、生き物観察といった自然学習を行います。

多重環濠エリア写真

多重環濠エリア

  集落を囲んでいた環濠を復元。洪水や外敵から集落を守るため、また物資を運ぶ運河として、何重にも溝を掘り巡らしていました。