町長メッセージ

2022年4月27日更新

町長顔写真

 磯城郡水道企業団が、4月1日に事業を開始しました

磯城郡3町の水道事業経営を一体化した磯城郡水道企業団が、4月1日に事業を開始しました。遡ること8年前(平成26年度)、人口減少等による水需要の減少や老朽化施設の更新・耐震化対応による投資費用の増大、熟練職員の退職による技術力の低下などが大きな課題として認識され、多くの自治体において水道事業における安定した経営基盤をどのように維持していくのか懸念される状況の中で、奈良県とともに磯城郡3町における水道事業広域化の検討を開始しました。本年度に至るまでの間、平成28年度には磯城郡3町における水道事業の広域化に関する覚書を締結し、この覚書に沿って、施設整備の面では、県営水道への転換・直結配水による更新費用の抑制、管理体制の面では、磯城郡3町の水道事業の経営統合による事業の効率化を基本方針として、広域化に向けた取組を進めてまいりました。

水道事業の広域化によるメリットは大きく分けて2点あります。

1点目は、財政効果です。広域化により浄水場や配水池の廃止が可能となり、単独経営に比して広域化による施設統廃合の30年間の費用削減効果は約41億円と見積もっております。これは、広域化による追加的費用を差し引いたとしても大きな財政効果といえます。

2点目は、人材の確保です。熟練職員の退職などにより各町単独で技術を継承していくことは困難でありました。広域化により一定の職員規模を確保することができることとなりましたので、人的資源の観点からも経営の安定化に繋がるものと考えております。

 

また、令和7年度を目標に奈良県広域水道企業団を設立して、県域水道の一体化を行う予定となっております。これに先立ち、磯城郡3町としてはこれのモデルケースとして磯城郡水道企業団を設立しておりますので、私もその企業長として、安心・安全な水の安定供給のため、住民の皆様に信頼される水道事業の運営に職員一丸となって取り組むとともに、次のステップである県域水道の一体化に向けて尽力してまいりますので、皆様におかれましては引き続き御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

町長写真