3月8日 唐古・鍵遺跡のところが、他府県からの観光客が来られるような史跡公園になるといいのですが。

2016年3月8日更新

ご提案・ご意見の内容

 唐古・鍵遺跡のところは長い間放置していますが、五條市の中央公園のように保育園や小学校の遠足、他府県からの観光客が来られるような史跡公園になるといいのですが…バスも駐車でき、少し遊具もあって、花も咲いていたら、いいですよね。

田原本町の回答

 ご意見ありがとうございます。
 唐古・鍵遺跡は、弥生時代の西日本有数の大集落遺跡です。その価値が国に認められ、平成11年に遺跡の中央部が史跡に指定されました。文化財保護法においては文化財(史跡)の保存と活用を図ることが定められています。町では平成15年に『唐古・鍵遺跡整備基本設計』を策定し、指定地を史跡公園として活用を図り、その基本方向を、弥生時代の「“風景”の再現と“出来事”の再現」の場、としました。これに基づいて平成21年度より整備を順次進めています。具体的な公園の姿については、以前紹介しました町広報をご覧ください。〔下記PDFファイル参照〕
 遺跡の内容や価値を正確に知ってもらうために史跡整備を行うことから、当史跡公園には弥生時代の風景にそぐわないアスレチック遊具などを設置しない予定です。園内には当時の樹木や草花を植えることで、ここが観光の拠点や住民の憩いの場となるだけでなく、歴史や自然教育の場としても活用していきたいと考えています。
 また、史跡公園の国道の向かい側には「田原本町交流促進施設(道の駅)」を設置し、公園の駐車場を兼ねる予定で、観光客や小学校等の遠足の対応を想定しています。

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:企画財政課政策企画統計係
電話:0744-34-2083