3月7日東幼稚園について

「田原本町学校施設長寿命化計画」を拝見しました。中学校給食建設も始まり、また小学校、幼稚園の改修もここ数年積極的にしていただいていることに感謝します。

東幼稚園はなぜ存続するのでしょうか？

入園者も減り、集団生活が困難な状態だと思います。

町会議員の先生たちが数人おられるエリアだから難しいのかもしれません。でも子供たちのことを第一に通わせている親たちの声を最優先でお願いします。

日頃より本町教育へのご協力、また、この度は東幼稚園の今後の運営に関する貴重なご意見をいただきありがとうございます。

本町の園児数は全体として年々減少傾向にありますが、特に東幼稚園区は他園区に比べ子どもの減少が顕著です。田原本町学校・幼稚園規模適正化検討委員会は、学校・園における1学級あたりの適正規模について平成29年1月に取りまとめ答申していますが、これによると、幼稚園では3歳児で11人以上20人以下、4・5歳児で21人以上30人以下が適正規模であると提言しており、東幼稚園はどの学年においても適正規模を大きく下回っています。31年度の新入園希望児も4名であったことから、集団での教育は困難であると判断し、4歳児との縦割り保育を実施することとするとともに、新入園希望児については、他の町立幼稚園への入園も認めたところ、結果的には31年度新入園児はゼロとなりました。32年度の新入園については、対象児数を踏まえ入園募集を行わないことも視野に入れ判断したいと考えています。それに伴い、在園児が5歳児のみとなる可能性もあることから、園の運営については在園児の保護者のご意見も十分踏まえながら柔軟に進めていきたいと考えています。

今後の東幼稚園の存続については、ご意見のとおり子どもを中心に考えるべきであると認識しています。将来を見据え本町教育を推進させていくためには、各園・校において一定の児童生徒数を確保することが必要です。このことを踏まえ、来年度から町全体として充実した教育を行うために、学校・園が一定の人数規模を確保しながら、どこに、いくつあれば適正かを検討し、学校・園再配置計画を策定していく予定です。この策定を通じて、東幼稚園の今後の在り方についても決定していくことになると考えています。

この度は、貴重なご意見をいただきありがとうございました。今後とも町行政にご理解とご協力を賜りますようお願いします。