3月22日 小学校3年生から始まる英語学習環境への支援について

ご提案・ご意見の内容

町図書館にORTやCTPなどの英語多読用の絵本〈発音を学べるようにCD付)を多数導入いただけないでしょうか?
小学3年生から英語が必修化されるので、子育て世代では英語教育への関心が高く、よく話題に上ります。しかしながら、親が英語を話せず、英会話教室や英語教材も高額のため、子供が英語を学びたいと思っても気軽に英語に触れさせてあげられません。町図書館でも英語の本はありますが、周辺市町村と比べて児童用の洋書数が少ないことに加え、多読用に適した「生きた英語」の本(正しくきれいな英語文の「習得」を目的に作られた、英語圏の子供たちにとっての「国語の教科書」のような本。難易度でレベル分けされており、シリーズを通読すると英語が身につくように工夫されている本。日常生活でネイティブが頻繁に用いる単語・表現が多用されている本。)が無く残念です。

小学校での英語必修化に備えて、奈良教育大学図書館に最近、県内で初めて英語多読コーナーができました。しかし、奈良市の子どもしか借りられません。町図書館でも他県から取り寄せができるそうです(大学より他県からの取り寄せが優先されるらしく、他県から取り寄せるので時間がかかるとのことです。)が、「多読」用に何冊も頻繁に請求したり、同じ本を何度も請求するのは憚られますし、読みたい時に手に取って本を選べなければ、子供なので、本が手元に届くまでの数週間に興味がなくなってしまいます。どうか、田原本町の子供が奈良市の子と同様に英語に気軽に触れられるよう、ORT(CD付)を多数導入し、英語多読コーナーを図書館に作って頂けないでしょうか?
多くの会社で英語能力が求められ、今まで以上に英語が必要とされる時代です。都市部では早ければ幼児期から、英会話教室やインターナショナル保育園に通わせる親が増えており、都市部と地方で教育格差が広がっているように感じます。私の周りでも子育て世代は皆、幼児期から英語教材(公文式・DWE・ベネッセ(しまじろう.WWK)等)を1度は資料請求するぐらい、英語教育に関心が高いです。

町長が力を入れておられ、田原本町第4次総合計画で第1目標に掲げられている「教育の充実」に関わることでもございますので、ご検討の程、よろしくお願いいたします。

田原本町の回答

貴重なご意見を賜り、ありがとうございます。

当館でも昨今の英語教育への関心の高まりを考慮し、英語絵本・多読に向く本の収集を進めております。

ご紹介のあった出版社の英語教材は選書の参考にさせていただき、これまで同様、内容・価格・装丁・CDの取り扱いなどが町立図書館での利用に適しているものを収集してまいります。

今後も小中学校・幼稚園とも連携し、教育環境の充実に尽力してまいります。

個別の希望図書については、図書館のリクエスト制度をご活用ください。

この記事に関するお問い合わせ先
担当課:図書館
電話:0744-32-0262