綱かけ

2015年7月15日更新

 農作物が豊作であるように、また村に邪霊が入らないようにと祈願する祭りで、江戸時代から続いているといわれている。

 5月4日、当番の隣組全員で、綱と、各家に配る牛の版画と鋤鍬の模型を作る。

 5月5日午前、当屋の家に隣組全員が集まり、自治会役員、僧侶 が参加して会食をし、その後、一同は綱(太い綱を作り一面にわらを垂らしたもの)を担いで伊勢音頭で囃しながら村中を練り歩き、過去一年間に婿嫁を迎えた家、自治会役員宅、昨年と次年度の当屋宅等に綱を持ち込んで祝い、家の人を綱で捲く。その後、村の南端小字ツナカケにある木に綱を掛け、稲苗・御神酒、牛の版画、模型の唐鋤、馬鍬、鍬、鋤を、竹籠に入れて供え、僧侶の読経がある。終了後、牛の版画と鍬鋤の模型が各家庭に配られる 。

綱かけの写真
牛の版画と鍬鋤の模型の写真

開催日

5月5日

場所

矢部地内

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