田原本ふるさとかるたの解説(No.11~No.15)
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平野の殿様 御廟に眠る 本誓寺
解説
本誓寺は茶町にあって、草創は鎌倉時代といわれている浄土宗のお寺です。田原本陣屋ができたとき八幡町から現在地に移されて、領主平野家の菩提寺とされました。境内の霊廟には2代目領主長勝と9代目領主長発の墓があります。
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快慶の 仏がいます 安養寺
解説
安養寺は八尾にあって、江戸時代に建てられたお寺(1633年)です。このお寺には鎌倉時代の仏師である快慶が造った木造阿弥陀如来立像(1200年ころ)が置かれていて、国の重要文化財に指定されています。
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竜の絵に 雨ふり祈る 楽田寺
解説
楽田寺は堺町にあって、県の文化財に指定されている室町時代に描かれた絹本著色善女龍王図(1530年ころ)を所蔵しているお寺です。古くから雨ごいの寺としても知られており、日照りの時、龍王図が祭壇にまつられ祈りが行われました。山門の右手にある井戸は、弘法大師が高野山への道中に、干ばつに苦しむ農民の為に掘ったものと伝えられています。
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桃太郎 生まれたところ 法楽寺
解説
法楽寺は黒田にあって、孝霊天皇の黒田廬戸宮跡に聖徳太子が建立したといわれます。もっとも栄えたのは室町時代で、板絵図「伽藍坊院之図」(1459年)に25もの坊舎が描かれています。 おとぎ話の「桃太郎」のモデルは、皇子の吉備津彦命で、この黒田廬戸宮で誕生したと言い伝えられています。
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こりゃすごい 太子が造った 千万院
解説
法貴寺は、聖徳太子が造ったといわれています。その内、今残る千万院には国の重要文化財に指定されている平安時代後期に造られた木造不動明王立像(1100年ころ)があります。
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