田原本ふるさとかるたの解説(No.6~No.10)
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村屋神社 夏のお祓い 茅の輪くぐり
解説
蔵堂にある村屋神社で毎年6月30日に行われる「夏越の大祓」は、半年間の罪やけがれを祓い、これまでの無事を感謝し、これからの半年間も無事に過ごせるようにと願う行事です。直径約2メートルの茅の輪をくぐった後、白紙の人形に罪やけがれを移し、これらを初瀬川に流します。
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祇園祭 にぎわいみせる 津島神社
解説
津島神社は祇園町にあって、「ぎおんさん」の名で親しまれているように、かつては祇園社と呼ばれ、平安時代後期には疫病防除の祈願が行われていました。明治2年(1869年)、田原本藩主平野家にゆかりのある尾張国津島にちなんで津島神社と改めました。江戸時代から続く祇園祭は、『中和地方最大の夏祭り』と言われるほどの賑わいを見せていました。現在は、毎年7月20日前後に催されています。
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「あ」の字の 阿字池 秦楽寺
解説
秦楽寺は秦庄にあって、647年に秦河勝が建てたといわれています。秦河勝は聖徳太子の側近でした。お寺の中には、弘法大師がつくったといわれる「あ(梵字)」の形をした池があります。この池には七不思議があるといわれています。
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能楽の 世阿弥ゆかりの 補巌寺
解説
補巌寺は味間にあって、南北朝時代に大和で初めて建立(1384年)された禅宗の寺院です。能楽の基盤を築いた世阿弥は、ここで禅宗の教えを受けています。そのため、世阿弥の能の世界には、禅の影響が強いといわれています。
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太鼓楼 御坊の面影残す 浄照寺
解説
浄照寺は茶町にあって、江戸時代初期、田原本領主2代目平野長勝によって旧教行寺の跡地に創建(1651年)されました。本願寺に寄付され、田原本御坊として格式のある寺となり、大和に72の末寺をもっています。太鼓楼はもとは独立した建物でしたが、明治時代後期、長屋門の上に移され現在の形となりました。本堂は、県の文化財に指定されています。
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