自主防災組織の活動例
自主防災組織とは、大規模な災害による被害を軽減するため、「自分の命は自分で守る。自分たちの地域は自分たちで守る」自助・共助の考えの下、住民が互いに助け合い、自主的に防災活動を行う組織で、地域で相互に協力し、減災につなげる共助の中核を担っています。
町では79の自治会(100自治会中)が自主防災活動に取り組まれています。(令和5年2月時点)
自主防災組織の活動について紹介いたします。
笠縫防災会(平成20年設立)
笠縫防災会は笠縫住宅の災害死者をゼロにするため、日々活動しています。笠縫防災会は情報班、救出班、救護班、消火班、避難誘導班、物資調達班、支援班の7班体制で活動しており、幹事会を毎月1回開催しています。
取り組みとしては、「黄色いハンカチ作戦」を実施しています。これは災害発生後、家にいる家族が救助などの必要がなく全員無事であれば、玄関先に黄色いハンカチを掲げ、ご近所に「わが家は全員無事です。他の方を助けてあげてください」と知らせる目印です。この黄色いハンカチによって、災害時に迅速な安否確認を行うことができます。
笠縫防災会ではこの黄色いハンカチを全自治会会員に配布し、またハンカチも自治会会員のご協力で作成されました。
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担当課:防災課安全防災係
電話:0744-34-2059