6月17日待機児童について

ご提案・ご意見について

町長に質問です。

待機児童が約50人、そのうち約20人が満点だと説明を受けました。時短勤務を希望すると減点になり、単純に考えて20人以上待ちになります。家庭の事情を考えると、この状況でフルタイム勤務×ワンオペは不可能です。町内は絶望的なので町外の保育園も申請しましたが落ちました。給付金の期限もせまっています。

給付金が終了して生活が成り立たなくなった時はどうすればよいのか聞きましたが、仕方がないと言われました。もし職場の育休が終了するまでにも決まらなかった場合はどうしたら良いですかと聞くと、保育園は定員いっぱいなので、幼稚園とかはどうでしょうかと意味の分からない提案をされたこともあります。であれば、保育園に入園できる可能性を増やせば順位は上がると言われますが、それでも満点の方達が優先ですよね。であれば、保育園に入園できる可能性ってあるのでしょうか?

このままでは小学校入学まで保育園に入れず幼児教育を受けられない可能性もあるのではないかと不安になります。それ以前に経済的に生活できなくなるのではという不安もあります。

何年も前から待機児童対策を行っていると書かれていますが、今の50人はどのように対応していくのか具体的な解決策を教えていただきたいです。

田原本町の回答

ご意見ありがとうございます。

この度は、保育施設に入所していただくことができず、申し訳ございません。

本町では、第2期田原本町子ども・子育て支援事業計画に基づき、教育・保育環境整備に努めているところで、待機児童対策として、令和6年4月より駅前ビル内に19名定員の小規模保育所を整備いたしましたが、保育入所申請が多い状態が続いており待機児童が発生しており、その中でも特に0歳児から2歳児のお子様の入所が厳しい状況となっております。

認可保育園等の入所にあたっては、全てのお申し込みに対してご希望通りにご案内することができないため、保育の必要性に応じた優先順位により入所調整を行っております。

また、ご両親ともにフルタイムでの就労の場合には、多くの方が同一指数となり得るため、同一指数で並んだ場合の優先順位を規定しております。

個々の事情はあると存じておりますが、同一指数で並んだ場合は、申し込み園の数が多い方が優先されます。

しかしながら、保育所等への入所は、こどもの年齢が上がってくるにつれ、1人の保育士に対して受け入れられるこどもの数(配置基準)が増えていることから、受け入れの定員枠が広がるため、一定数は学年の切り替わりの際に入所調整しております。

本町では、保育ニーズの受け皿としてご利用いただく田原本町立田原本幼稚園認定こども園、平野幼稚園認定こども園の2か所で、3歳児から5歳児を対象とした保育コースを設置しており、平日の7時30分から18時30分まで、教育時間の前後を保育時間として、各年代で10名ずつを受け入れています。

他にも、町内4か所の幼稚園・認定こども園で教育(幼稚園)コースを利用いている児童に対しても教育時間を終了した後の、16時30分までの預かり保育事業を実施し、長期休業中も朝から16時30分までの預かり保育事業を実施しています。これらの預かり保育事業は、就労状況等により、無償化の対象事業にもなっています。

その他、就労等により保育所の終了時刻に間に合わない等や、保育所利用前後の送迎及び預かり等でファミリー・サポート・センター事業をご利用いただいている方も増えています。

待機児童対策は引き続き、町内の私立保育園に一人でも多く受け入れを要請していくこととともに、保育所等での一時預かり事業の利用方法等を見直す検討をしております。

今後も待機児童解消に向け取り組んで参りますので、どうかご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:こども未来課こども支援係
電話:0744-33-9036