その他 - 寺川筋今里問屋場
2022年10月13日更新

時代
江戸時代
所在地
奈良県磯城郡田原本町大字今里
内容
寺川筋今里問屋場は、江戸時代の川港で、倉庫をもつ問屋がありました。当時は大和川を川船が往来し、寺川域では今里まで遡上していました。その川港は、通称「浜」と呼ばれ、春は大阪から油粕・干鰯などの金肥のほか塩や雑貨が上り、秋は大和の農産物や特産物が下っていきました。寺川筋今里問屋場は、田原本の荷物を主に扱い栄えましたが、明治に鉄道が敷設され物資の輸送形態が変化すると廃れていき、現在では寺川筋今里問屋場の往時をしのぶものはありません。
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