学校司書の活動記録

学校司書の仕事

学校司書ってどんな仕事かご存じですか?

田原本町内の小中学校にある学校図書館を巡回して、館内を利用しやすく整理したり、新しい本の受入や廃棄図書の選定、休み時間の児童生徒の対応、ブックトークや出前授業などを行っています。

このページでは、そんな学校司書の活動内容をご紹介していきます。

夏のおはなし会をおこないました

平野小学校から依頼を受けて、夏をテーマにしたおはなし会を実施しました。

今回は田原本おはなし会のボランティアさんにも来て頂き、1年生を対象に絵本の読み聞かせや手遊びなどを行いました。

手遊び「そうめん そうめん つーるつる」は、繰り返すうちに子どもたちの身振り手振りがだんだん大きくなって、声もよく出ました。『ぞうきばやしのすもうたいかい』では、虫たちのお相撲に一喜一憂する子どもたち。おはなし会は大いに盛り上がりました。

 

【使用した絵本】

ひがしちから『ぼくのかえりみち』BL出版、2008年

手遊び:そうめん そうめん つーるつる

笠野裕一『すいかをどうぞ!』ちいさなかがくのとも2023年7月号

メビウスの輪 藤田浩子『藤田浩子の新聞紙・牛乳パック・おりがみでおはなし』一声社、2019年

廣野研一『ぞうきばやしのすもうたいかい』福音館書店、2016年

出張図書館見学をおこないました

平野小学校3年生に向けて、出張図書館見学を行いました。青垣生涯学習センターの中にある田原本町立図書館の様子を、動画や写真を使って解説しました。

町立図書館から一番離れた場所にある平野小学校の子どもたちですが、休日に連れて行ってもらったことがある子どもたちがほとんどでした。それでも普段利用者が立ち入ることができない書庫の様子などを紹介すると、驚く声が上がりました。

図書室の使い方を学びました

平野小学校2年生に向けて、図書室の使い方を学ぶ授業を行いました。

本の並び方や借り方、図書室での過ごし方などを、絵本を使って説明したあと、絵本の読み聞かせを行いました。掛け合いと歌が楽しい絵本なので、子どもたちは体を揺らしながら聞いていました。

図書室は本を借りるだけでなく、新しいことを知ったり、好きなことを見つけたりする場所です。これからもたくさん利用して、読書を楽しんでほしいと思います。

 

【使用した絵本】

図書室の説明:aco/作・絵『がっこうとしょかんぼうけんガイド』ニコモ、2026年

読み聞かせ:エリック・リトウィン/作、ジェームス・ディーン/絵『ねこのピート だいすきなしろいくつ』ひさかたチャイルド、2013年

中学1年生に向けてブックトークを行いました

北中学校1年生を対象に、ブックトークを行いました。

今回のテーマは「自分とは違う見方を知る物語」です。

読む順番によって物語の見え方が変わる作品や、異なる立場から描かれた物語、人と動物の絆を動物視点で描いた作品、学校以外の居場所をテーマにした作品など、さまざまな視点から世界を見つめることができる5冊を紹介しました。

今回のブックトークでは、あらすじだけでなく、作者が作品に込めた思いや作品の背景にも触れながら紹介しました。本を通して、自分とは異なる考え方や価値観に出会い、相手の立場を想像することの大切さについて考える時間となりました。 終了後には、「読みたい本が見つかった」「普段読まないジャンルにも興味がわいた」「普段本をあまり読まないけれど読んでみたくなった」などの感想が寄せられました。紹介した5冊すべてに興味をもったという生徒も多く、読書への意欲を高めるきっかけになったようです。

学校図書館では、これからも授業と連携したブックトークを通して、本との出会いを大切にしながら、生徒の学びを支えていきます。

 

【紹介した本】

・道尾秀介『N』集英社、2021年

・眞島めいり『バスを降りたら』PHP研究所、2023年

・村上雅郁『きみの話を聞かせてくれよ』フレーベル館、2023年

・ジル・ルイス『パップという名の犬』評論社、2023年

・尾崎英子『学校に行かない僕の学校』ポプラ社、2024年

中学2年生にむけてブックトークを行いました

北中学校2年生を対象に、「リーダーになる」をテーマとしたブックトークを行いました。

「リーダー」と聞くと、生徒会長や部活動のキャプテンなど、集団を引っ張る人を思い浮かべるかもしれません。しかし、今回紹介した4冊の本を読むと、そんな「リーダー」ばかりじゃないことがわかります。自分の考えを大切にして行動する人、自立するために一歩踏み出す人、ルールの意味を問い直し行動する人、仲間と協力しながら困難を乗り越えようとする人など、さまざまな登場人物を通して、「リーダーとは何か」について考えました。

学校生活では、一人ひとりがそれぞれの役割を担いながら過ごしています。今回のブックトークを通して、役職の有無にかかわらず、自分で考え、周りの人と協力しながら行動することが、誰にでもできるリーダーシップであることを感じてもらえたなら嬉しく思います。

これからも学校図書館では、本との出会いを通して、生徒一人ひとりの考え方や視野を広げる読書活動を進めていきます。

【紹介した本】

・宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』新潮社、2023年

・ひこ・田中『あした、弁当をつくる。』講談社、2023年

・工藤純子『ルール!』講談社、2023年

・安田夏奈『6days遭難者たち』講談社、2024年 レオ・レオニ『スイミー』好学社、1979年

本のテーマ展示

展示スペースのある学校図書館では、テーマを決めて本の展示を行っています。

季節にまつわるテーマや、学校行事に関するテーマに合う本を集めて、大体月1回程度展示内容を変えています。

小学校の図書室では、読む本や借りる本をなかなか決められない児童がいますが、そんな時は展示している本を手にとってほしいです。

本棚に並んでいるだけでは見過ごされてしまう本を、表紙や中が見えるように置いたり、コメントを書いたPOPを添えたりして、「この本、面白いよ」「気づいて」とアピールしています。

テーマ:春をさがそう (東小学校)

テーマ:雨の日は図書室へ(南小学校)

この記事に関するお問い合わせ先
担当課:教育総務課学校教育係
電話:0744-34-2074