たわらもとReBORNプロジェクトによる初の出資実行について
町も参画する官民ファンドからスタートアップに3,000万円を出資
田原本町では、新しいアイデアや技術で社会を変えようとする企業(スタートアップ)を誘致し、さらにスタートアップのアイデアを地元企業に取り入れてもらうことで新しい産業を創出する「たわらもとReBORNプロジェクト」に取り組んでいます。
このたび、本プロジェクトを通じて、超高感度センサーの開発技術を持つ「株式会社ANSeeN(アンシーン/本社:静岡県浜松市)」に対し、町も参画する官民連携ファンドから3,000万円の出資を行うことを決定しました。
今回の出資は、同社が田原本町に新しい拠点を設けることを後押しするものです。これにより、町が目指す「バイオものづくり(医療や健康に役立つ製品づくり)」の中心地としての環境づくりを加速させていきます。
株式会社ANSeeNの技術とこれからの取り組み
株式会社ANSeeNは、放射線の「色」まで識別できる、非常に感度の高いセンサーを作る技術を持っています。この技術を使うと、これまでよりも正確に病気の場所や原因を見つけることが可能になります。
現在の医療では検査や入院・手術から退院に至るまで数カ月以上かかることで、患者さんと医療機関の双方に大きな負担が掛かっています。新技術により、効果のある薬を病巣に直接届けることなどで、「健康診断で見つけたその場で、体を切らずに治療も終わらせる」といった、体の負担が少ない次世代の医療(エコシステム)の実現を将来的に目指しています。
田原本町に設立予定の拠点(20〜50人規模)では、町内の企業の皆さんが持つ高い製造技術や、奈良盆地の中央付近に位置することで関西圏への交通の利便性を活かします。新しい技術が現場で実際に役立つかの実験や、製品を安定して作るための準備を、ここ田原本町からスピード感を持って進めていく計画です。
高江町長及び株式会社ANseeN・小池代表のコメント
高江 田原本町長

「町が将来にわたって発展し続けるためには、地域で『かせぐ力』を強くすることが不可欠です。職種を増やし、多様な働き方の選択肢がある、多くの人に選ばれる町を目指します。今回の投資は、その実現に向けた大きな一歩です。こうした産業が育つことは、将来の町の豊かさや、町民の皆様一人ひとりの幸せにつながると確信しています。」
株式会社ANSeeN 代表取締役 小池 昭史 氏

「田原本町や地元の金融機関、商工会の皆様の熱意、そして優れたものづくり企業が集まっている環境やアクセスの良さに大きな可能性を感じ、進出を決めました。2028年までに町内に拠点を整え、ここ田原本から、新しい医療の形を世界へ広げていきたいと考えています。」
このプロジェクトおよび投資実行の狙い
今回、株式会社ANSeeNに投資することで、同社だけでなく、同じように優れた技術を持つ多くの企業が田原本町へ集まることを期待しています。創薬や医療機器メーカーなどの関連企業が集まる(クラスター化が起きる)ことで、町全体で最先端の製品を生み出す「ものづくりの拠点」を目指します。
田原本町では、今後も地域に新たな価値をもたらす有望なスタートアップ企業への投資や支援を積極的に推進し、「かせぐ力」をつけ、次世代の産業が芽吹く「選ばれる町」づくりに全力で取り組んでまいります。
- この記事に関するお問い合わせ先
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担当課:かせぐ地域課商工観光係
電話:0744-34-2080








