令和8年度「たわらもとReBORNプロジェクト」参加スタートアップが採択されました!

令和8年度の参加スタートアップ企業の募集が完了し、厳正な審査を経て採択された企業・研究者の発表および、今後の事業展開に向けたキックオフイベントを令和8年8月24日(月曜日)に開催しました。

本プロジェクトは、スタートアップ企業や研究者と地域企業を繋ぎ、新産業の創出と地域課題の解決を目指すアクセラレータープログラムです。当日の会場の様子や、今年度新たに採択された7者のビジョンをご紹介します。

第2期キックオフイベント(採択者発表)の開催概要

  • 日 時:令和8年8月24日(月曜日)15:00〜17:00
  • 場 所:拠点施設「TAWARAMOTO ちゅうしん ReBORN STUDIO」
  • 出席者:採択スタートアップ企業・研究者、田原本町長、奈良中央信用金庫 理事長、地元企業、金融機関、近畿経済産業局、奈良県 ほか

当日の様子

集合写真

令和8年8月24日(月曜日)、スタートアップ企業や研究者と地域企業を繋ぎ、新産業の創出と地域課題の解決を目指すアクセラレータープログラム「たわらもとReBORNプロジェクト」の第2期キックオフイベントを、拠点施設「TAWARAMOTO ちゅうしん ReBORN STUDIO」にて開催いたしました。

町長および奈良中央信用金庫理事長による挨拶

挨拶の中で、高江町長は「たわらもとリボーンプロジェクトは単に企業を町内に呼び込むのではなく、どのような『まちづくり』をしていくのかという問いにこたえていく事業と思っています。新たな技術と地元産業が結びつき、いかに『かせぐ力』をつけるかであり、それが地域のの発展につながるものであります。」と述べました。

また、藤原理事長も「昨年度とあわせて採択者は12者となりました。ここリボーンスタジオが、スタートアップと地域企業などとの接点となり、新しい価値創造の場になればと思います。これからもそのような環境づくりのお手伝いをしていきたいです。」と述べました。

当日は地元企業や金融機関のほか、近畿経済産業局や奈良県の担当者など約60名の方が詰めかけ、会場は熱気に包まれました。

採択者によるビジョン発表

当日は、田原本町長や奈良中央信用金庫の藤原理事長による開会挨拶に続き、今年度新たに採択されたスタートアップ企業や研究者などが登壇。厳正な審査を通過した各採択者が、町内企業や大学の知見と掛け合わせて取り組む実証事業や、今後の具体的な事業展開に向けたビジョンを発表しました。

【第2期採択者紹介】今年度採択された7者の事業・研究内容

今年度は、厳正な審査を通過した研究者3名、スタートアップ企業4社の計7者が採択されました。町内の実証フィールドや企業との共創により、新産業の創出を目指します。

【研究者(3名)】

1. 奈良女子大学 高塚 大和 准教授

実証内容:
持続可能な農業を実現する高機能バイオスティミュラントの開発

内容・ビジョン:
田原本町内での研究開発拠点の設置を見据え、気候変動に対応する高機能バイオスティミュラント(全く新しいタイプの農業資材)の実証や、植物の細胞レベルの技術開発を展開する。

2. 奈良先端科学技術大学院大学 橋本 由介 助教

実証内容:
3次元原子配列とイオン化状態を高精度に測定できる分析装置の開発

内容・ビジョン:
田原本町内での起業およびラボ拠点の設置を見据え、最先端の固体原子構造・電子状態解析装置を用いた技術開発や実証を進める。

3. 奈良県立医科大学 柳生 貴裕 講師

実証内容:
抜去歯の地域循環モデル実証

内容・ビジョン:
田原本町内での起業および営業拠点の設置を見据え、町内の歯科医師などと連携し、抜去歯を地域内で循環させる教育・研究モデルや顎骨再生などの実証実験に取り組む。

【スタートアップ企業(4社)】

1. 株式会社アグリテックプラス

実証内容:
イチゴ苗供給基盤の高度化に向けた植物組織培養・順化・育苗工程の開発実証

内容・ビジョン:
R8年度の出資先候補として、イチゴ苗供給基盤の高度化に向けた開発実証を進めるとともに、すでに町内にある拠点の拡大や町内での雇用創出を目指す。

2. C4U(シーフォーユー)株式会社

実証内容:
日本発の遺伝子編集技術「CRISPR」(クリスパー)を活用した、食糧増産・食料安全保障の実証

内容・ビジョン:
R8年度の出資先候補として、国産ゲノム編集技術「CRISPR-Cas3」(クリスパーキャススリー)の医療・農業展開に向けた関西拠点を田原本町に設置することを目指す。

3. ハインツテック株式会社

実証内容:
たんぱく質など「任意の物質を細胞内へ導入、または細胞内の物質を抽出するためのツール・システム」の開発・製造・販売、およびそれらを用いた研究開発支援事業

内容・ビジョン:
R8年度の出資先候補として、独自の細胞ナノ技術を地域産業へ応用するための実証拠点を田原本町に構築することを目指す。

4. MICBON(ミクボン)株式会社

実証内容:
X線・CT画像からAIで筋肉・骨密度を定量化する筋骨格疾患予防プラットフォーム

内容・ビジョン:
R8年度の出資先候補として、既存設備を活用したAIによる筋骨格疾患予防プラットフォームの実証拠点を田原本町に展開する。

今後の展望

本プロジェクトのコアテーマである「バイオものづくり」を切り口に、農業、医療、分析技術などの最先端テクノロジーが田原本町に集結。(令和7年度の5者と合わせて累計12者)

今後は、これらのスタートアップ・研究者と地元の優れた技術やノウハウを持つ企業とがしっかりとタッグを組み、町内の農地や施設といった実証フィールドで具体的な製品・サービスの開発や検証を進めていきます。

金融機関や行政も一丸となってこの挑戦をサポートし、田原本町から新たな産業と未来を切り拓く共創の取り組みを本格化させてまいります。町民の皆様、事業者の皆様の温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

参考リンク

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:かせぐ地域課商工観光係
電話:0744-34-2080