町長メッセージ

2024年10月1日更新

10月1日 未来に向けた 行財政改革

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未来を拓く行革

行財政改革というとどうしても、無駄撲滅・コストカットの文脈で語られることが多いところです。財源には限りがありますので、効果的かつ効率的な行政を実現することが行政の責務であることは申し上げるまでもありませんが、コストカットをしているだけでは、田原本の未来には繋がりません。
今回の9月議会において認定いただいた昨年度決算を踏まえて、「未来を拓く行革」と題し未来に繋がる行財政改革を進めてまいります。短期的改革として、基金(貯金)を充当しない予算編成を目指すとともに、中長期的改革としては、持続可能な行財政運営の実現や住民参画の拡大など構造的な転換を目指します(詳細は広報たわらもと10月号9ページのとおり)
目下、ハード整備の見直しなどで10億円規模の見直しを実施したほか、基金の積極的な運用などを通じて歳入の追加的な確保に着手しております。また、短期的改革が結実するまでの間、行財政改革を推進する覚悟の表明として、町長、副町長及び教育長の報酬を減額します。

田原本の未来へ向けて

これまで多くの土地を必要とする企業誘致などを進めることにより、税収確保を進めてまいりました。しかし、開発のできる市街化区域はおおよそ埋まってきている現況を踏まえれば、引き続き土地の利活用は進める一方で、土地の利活用に頼らない新たな取組を進めていかなければなりません。
行財政改革を強力に推進し、生み出した財源を田原本の未来にしっかりと投資をすることで、好循環を生み出せるよう挑戦してまいります。