未来を拓く行革

現在、町財政は大変厳しい状況にあり、最たる要因は国や県から補てんされない公債費(借金の返済)の増加により自由に使えるお金が減少しており、予算成立させるために7年連続で基金(貯金)を取り崩しています。加えて、3小学校統合校の建設などの大規模なハード整備が控えているため、行財政改革を強力に推進する必要があります。

そこで、「未来を拓く行革」と題して未来に繋がる行財政改革に取り組んでいます。短期的改革として、基金を充当しない予算編成を目指すとともに、中長期的改革としては、持続可能な行政運営の実現や住民参加の拡大など構造的な転換を目指します。

 

今後の方向性

○田原本町特別顧問の設置

○決算ベースで基金を充当しない予算編成を目指す

○持続可能な行財政運営の実現、住民参画の拡大など構造的な転換を目指す

 

令和5年度決算の概要(広報令和6年10月号)

https://www.town.tawaramoto.nara.jp/material/files/group/3/241006_09.pdf

 

●短期的改革は達成見込

令和7年度予算では、厳しい財政状況にあっても、本町の飛躍に直結する教育や産業への投資を加速させるため、子ども・家庭の支援や教育の充実などを盛り込んだ「こども〇Gotoプロジェクト2.0」や地域に新たな産業を生み出す「たわらもとReBORNプロジェクト」といった地域に新たな政策を盛り込みました。また、老朽化損傷道路を計画的・重点的に解消する「たわらもとええ道プロジェクト」や防災機能を有するインクルーシブ公園の整備などを進めます。

その一方で、聖域なき行政改革を推し進め、事業の見直し、有利な財源の確保、ハード事業の平準化などに取り組み、その結果、20億8,069万円の財政効果を見込んでいるほか、行政改革の短期的な目標である決算ベースで基金を充当しない予算編成は達成できる見込みとなっております。

今後も引き続き行財政改革を進め、「幸せを感じられる田原本」の実現に向け取り組んでまいります。

 

令和7年度予算の概要(広報令和7年4月号)

http://www.town.tawaramoto.nara.jp/soshki/kousitsu/seisaku/kurashi/koutsu/drt/16905.html

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担当課:企画財政課財政係
電話:0744-34-2072