4月24日 校則・不登校について

ご提案・ご意見について

町内中学校の校則についてですが、最近少しゆるくなってきているように思います。明らかに化粧をした顔で登校している生徒さんも見かけたりします。髪の毛も肩にかかる長さになれば、結んで登校しなければいけないのが規則になっている学校はほとんどだと思いますが、そのような規則がないため、髪の毛が、腰まで伸びていようとそのまま登校されています。やはり身だしなみは大切かとおもいます。他の中学校と比べると全体的に規則が緩いのか、先生方があまり注意されないのかはわからないですが、もう少し身だしなみの厳しくした方がいいと思います。やはり、そこから学校全体の環境に繋がっていくと思います。

また、最近、不登校生徒さんが増えていると耳にします。クラスでも何人か登校できなくなってしまってそのまま来なくなっている子がいるようです。子供の周りの親御さんからは、学校が連絡したりしないので、不登校生徒さんは学校に行きにくくなり、そのまま学校生活から遠ざかってしまっているという話を耳にしました。学校側はちゃんと配慮されているのでしょうか?毎日の授業プリントを渡してあげたり、学校での様子を伝えてあげたりするだけでも違うと思います。また、授業を、受けれていない子は勉強に不安になると思います。先生方は、学校に登校している子だけに目を配るのではなく、不登校生徒さんも、中学校の生徒の1人なので、責任を持って対応すべきだと思います。

学校側も、安心して学校生活が送れるように多方面から見直しされるべきです。

田原本町の回答

日頃より本町教育の推進に対し、ご理解とご協力を賜りありがとうございます。

今回いただきましたご意見について、以下のとおり回答させていただきます。

生徒指導の主たる役割は、社会参加をしながら適切に自己実現を図り、自己と社会の幸福や発展を求めて生きていこうとする、そんな人間像へと生徒を導くことです。登校時の朝の挨拶にはじまり、始業開始とともに着席したら、正しい姿勢で机に向かい、積極的に授業に参加するよう促すのも、生徒指導です。自己の言動や生活態度をより好ましいものに高めるよう問いかけて見つめ直させるのも生徒指導です。もちろん、学級や学校の約束を守らない生徒に向き合い、学校や社会にうまく適応が図れるよう配慮するのも生徒指導です。今回、ご指摘の服装等の件にとどまらず、広く生徒の主体的・自主的な健全育成を目指した生徒指導に取り組んでまいります。

また、不登校生徒数は依然として高水準で推移しており、不登校生徒が主体的に社会的自立や学校復帰に向かうよう、不登校のきっかけや継続理由に応じて適切な支援を行う必要があると考えております。現在、町内中学校では、個々の生徒の状況に応じて家庭訪問を実施し、配布物を届けたり、授業の様子や学校行事の内容を伝えています。併せて、電話連絡を通じた生徒への働き掛け、スクールカウンセラーとの連携、相談室等を活用しつつ徐々に学校生活への適応を図っていけるような指導上の工夫、ICTを活用した学習支援等生徒の状況に応じた段階的な支援策を講じるよう努めてまいります。

この度は貴重なご意見をいただきありがとうございました。今後ともご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先
担当課:教育総務課学校教育係
電話:0744-34-2074