5月1日 授業の様子について
ご提案・ご意見について
町内中学校にきょうだいで、在籍している保護者です。教育委員会の方々は、中学校に訪問し、先生方の授業の様子や、子供達の様子は把握されていますか?
授業がとてもうるさく、静かに授業を受けれる環境ではありません。また、先生方も生徒をまとめる様子もなく、環境がとても悪いように思います。小学校から中学校に上がったばかりの子供は、授業のうるささにびっくりし、学校に行くのも嫌とまで言っています。
また、先生方の暴言や、生徒によって態度を変えたりする先生もいるようです。時には机を蹴ったり生徒の足を踏んだりする先生も居てると聞きます。今一度、先生方の指導をしっかりして頂きたいです。長年在籍している先生方を総入れ替えして学校全体を見直すとかはできないのでしょうか。
生徒にとって信頼できる安心できる先生方を集めていただきたいです。一部の生徒に目を向けるのではなく、全員をしっかり見てください。
このままでは、不登校生徒が増えるばかりです。
教育委員会で今一度審議して頂いて中学校の環境を良くしてください。早急にお願いします。
田原本町の回答
日頃より本町教育の推進に対し、ご理解とご協力を賜りありがとうございます。
今回いただきましたご意見について、以下のとおり回答させていただきます。
生徒や教職員の状況等については、学校と教育委員会で日々情報共有を行っており、必要に応じて町内小中学校を訪問しています。事案について報告を受けた場合は、学校と情報共有し、連携を取りながら対応等について検討しております。一方で、授業改善への取組として、小中学校教員を対象に指導力向上研修会を実施しています。
現在、町内中学校では、始業開始とともに着席したら、正しい姿勢で机に向かい、話に耳を傾け、自らも授業に参加するよう促し、生徒の自発的かつ主体的な成長・発達の過程を支援していく働きかけを行っています。他の生徒の学習を妨げるような行為を行った際には注意や説諭を行っており、そうした行為を心ならずも行ってしまう生徒に向き合い、学校や社会にうまく適応が図れるよう配慮しています。
また、生徒の行動を改めさせるために毅然とした態度を示さなければならないときもありますが、どんなときでも生徒に必要なのは、その生徒の成長を願って止まない教職員等の支えです。教職員は、怒りの感情に支配されること無く、生徒を一人の人間として尊重しながら指導する必要があります。
生徒への指導に当たり、いかなる場合においても、身体に対する侵害(殴る、蹴る等)、肉体的苦痛を与える懲戒(正座・直立等特定の姿勢を長時間保持させる等)である体罰を行ってはなりません。上記には該当しなくとも、社会通念等から、指導に当たって身体接触を行う場合、必要性、適切さに留意する必要があります。学校に不適切な指導がないかを点検し、生徒指導体制については全教職員の共通理解の下で組織的に取り組み、生徒・保護者に指導の趣旨がしっかり届くよう信頼関係の確立を図ってまいります。
この度は貴重なご意見をいただきありがとうございました。今後ともご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いします。
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担当課:教育総務課学校教育係
電話:0744-34-2074