6月26日 町内小学校の男女別名簿について

2017年6月26日更新

ご提案・ご意見の内容

男女別の出席番号をしているのはなぜ?

県内をみても、田原本町の小学校だけが男女別名簿になっていることに疑問を感じている。男女共同参画社会といわれて、はや10年以上がたつにもかかわらず、田原本町だけがおくれていると思う。小学校に子をもつ親として男、女にかかわらずのびのびと育ってほしいと思っているのに男が先、女が後と分けるのはおかしい。

町内の小学校と連携し、まずは子どもの目にふれる場所から改善していただきたい。

来年度より、男女混合名簿を希望します。

田原本町の回答

男女共同参画社会基本法が平成11年に公布・施行され、本町においても、男女を問わず意欲に応じてあらゆる分野で活躍できる社会の実現に向けた教育を推進しているところです。

学校生活においては、男女が一緒に活動する時もあれば、性別への配慮などから別々に活動する場面もあります。児童生徒を適切に把握するためには、一人ひとりの状況を記録し、評価することが重要となり、そのために名簿が必要になります。名簿は児童生徒の活動に沿った多様な形態が求められるものと考えます。したがって本町では、名簿は目的に応じた使い方が大切であると考えています。

現在の町内各校園における名簿の活用状況について、幼稚園では、男女混合名簿を中心に使用しており、小学校では男女混合を含めた様々な形態の名簿を学習活動に応じて使い分け活用しています。また、中学校では保健体育など男女別に授業が行われ、定期テストも異なることなどから、主に男女別名簿を使用しています。

本町では今後、町内各校園と連携し、性的マイノリティーへの配慮や正しい性差の理解なども踏まえ、名簿の在り方について一層前向きに検討し、男女共同参画社会の実現に寄与したいと考えています。貴重なご意見をいただきありがとうございました。

この記事に関するお問い合わせ先
担当課:教育総務課学校教育係
電話:0744-34-2074