7月4日 小学校の運動場を一般開放する日を設けてほしい。

2017年7月4日更新

ご提案・ご意見の内容

子どもが土、日曜日に安全にボール遊びをする場所がないので小学校の運動場を開放してください。 実際、大和郡山市では、遊び場開放として開放学校区内に在住する児童及び付き添いのある幼児に土曜日の午前中開放しています。

田原本町の回答

ご意見ありがとうございます。

子どもの「遊び場所」を確保することは、子育てをする上で大変重要なことです。

一方、学校施設の安全性を確保することも、大きな課題です。

学校施設を学校教育以外で使用することは、本来の利用目的とは違うという意味で「目的外使用」として扱われますが、この「目的外使用」は規則等で学校教育上・管理上支障がないと認めるときは、使用することができるとしています。

この「目的外使用」の一つに、「社会体育の普及」を目的とする「学校開放事業」があり、この「学校開放事業」は、一定の条件を満たす団体に、学校運動場及び体育館の使用を許可しています。許可を受けることができる団体は、「社会体育の普及」を実現するだけでなく、団体の中に「監督者である成人」を含むことを条件に、それぞれの活動において学校施設を大切にご利用いただいています。

過去には、学校開放をしていない翌日に、学校施設内にゴミが散乱していたことや、運動場に自転車の車輪跡が複数残っていたこと等がありました。このような場合は、教職員等が清掃や整備をし、元の状態に戻しています。また、施設の損傷は、数日では原状に戻せないこともあり、授業等の学校運営に支障をきたすおそれがあります。

こうしたことから、本町の「学校開放事業」は、多くの地方公共団体と同様、規則で定めた条件を満たす団体に開放するという形で実施しており、ご提案いただいている大和郡山市のような「一般開放」は、現在のところ考えておりません。

ご提案いただいたご意見につきましては、今後の学校運営の参考にさせていただきます。ご理解のほどよろしくお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先
担当課:生涯教育課スポーツ振興係
電話:0744-33-5882