インフルエンザについて

インフルエンザの感染対策をお願いします!

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる感染症です。感染経路は、感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫による飛沫感染や、接触感染により感染します。1~3日間ほどの潜伏期間の後、症状としては、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などがあらわれ、のどの痛み、咳、鼻汁などがみられます。「風邪」に比べて、全身症状が強く、高齢者や呼吸器・循環器・腎臓に慢性疾患を持つ方、糖尿病などの代謝疾患、免疫機能が低下している方は、重症化しやすいとされています。

こまめな手洗いや、換気、消毒、距離、必要な場面でマスク着用など、基本的な感染症対策を徹底し、発熱や倦怠感があるなど、少しでも体調が悪い時は外出を控えましょう。

インフルエンザの予防について

インフルエンザにかからないようにするには、基本的な感染予防対策の徹底が必要です。

手洗い・消毒

外出後など、こまめに流水・石けんによる手洗いをしましよう。

また、新型コロナウイルスと同様にアルコール製剤による手指消毒も有効です。

マスクの着用

インフルエンザをはじめとする感染症の予防には「マスクの着用を含む咳エチケット」が有効です。流行期に混雑した場所に行く時については、感染から自身を守るための対策としてマスクの着用が効果的です。

適切な湿度を保ち、換気をおこなう

空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。乾燥しやすい室内では加湿器などを使用し、適切な湿度(50%から60%)を保つことが効果的です。また、室内ではこまめに換気をすることで新鮮な空気と入れ替え、室内のインフルエンザウイルスを少なくすることが重要です。2~3時間に1度は室内の空気の入れ替えをしましょう。

インフルエンザの予防接種

予防接種を受けることで、発症をある程度抑える効果や重症化を防止する効果が期待できます。予防接種を受けてからインフルエンザに対する対抗力がつくまでに2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約5カ月程度とされています。

十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

十分に睡眠をとるなど体の抵抗力を高めましょう。

インフルエンザの流行情報について

インフルエンザの流行情報は毎週奈良県感染情報センターの週報で掲載されています。

<参考リンク>

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:住民保健課保健センター係
電話:0744-32-2907