災害時の避難場所

ご提案・ご意見について

能登の震災被害に身内が被害を受け、実際の事態を目の当たりにして自分の住んでいる所は大丈夫なのだろうと見直して見たところ、町内の避難場所の設定に疑問を持ちました。場所は確かに設定されているが石川県の避難場所から比べてみると現実的に人数的に合わない事を実感しました。

避難場所だけでなく災害時に対して見直してほしいと思うと同時に今回の災害から田原本町としてどのように対処して行くのかが知りたいと思います。今の避難場所の内容だと石川県の災害レベルが起きたとしたら間違えなく混乱しかなく場所を取ったもの勝ちみたいなへんな状況しかおきないのは確実です。実際に現地で目の当たりにしたからです。

田原本町の回答

ご意見ありがとうございます。

いただいたご意見について、下記のとおり回答いたします。

田原本町においては、現在、使用可能な公共施設を指定避難所に指定させていただいております。指定避難所の収容可能な人員と周辺自治会の人口を考慮して対象自治会を定めており、各自治会には、状況により集会場等を自主避難所として開設してもらうよう依頼するとともに、必要に応じて小中学校の教室(小中学校の収容可能人員は体育館の使用を想定しています。)も活用することを想定しております。また、能登半島地震のみならず過去の阪神・淡路、東日本大震災でも避難所のコミュニティ問題があり、田原本町としては、各避難所において自治会ごとの避難区域を設定しコミュニティを確保できるよう着意しているところです。

更に、トイレ問題についてはトイレトレーラー(今回石川県能登町に派遣)を所有するとともに簡易トイレ約220個を備蓄しております。また、プライバシー保護のためパーティションや組み立て式の簡易ベットも備蓄し、段ボールベット(企業)との協定を締結する等、今後も必要な備蓄品の確保や企業との協定を締結するなど災害に備えてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:防災課安全防災係
電話:0744-34-2059