2月13日 猫の駆除について

ご提案・ご意見の内容

常に家の敷地内に入り込み、下駄箱にすくみ、土を掘り返し、糞尿をし、せっかく植えた球根などを掘り返す。テレビでは毎日猫番組を流し、県議会や一部の市など、殺処分をなくすという取り組みがあります。私は決して良としません。かわいいとも思えません。いくら避妊手術をしたところで、猫の習性はかわらず、犬のようにロープでつないで飼うのなら大賛成だが、だめなら殺処分を望みます。できなければ自分で捕獲檻を作って処分したいとまで思うこのごろです。とりあえず捕獲処置を期待します。

田原本町の回答

意見箱に投稿いただきました意見につきまして、回答いたします。

猫の糞尿害による生活環境の悪化については、同様の苦情が寄せられることもあり、お困りの方が町内にいらっしゃることは把握いたしておりますが、放し飼いやエサやりへの規制等が猫につきましては無く、対応が限られるのが現状となっております。

町といたしましては、ホームページや広報等で犬や猫の適正な飼い方を啓発しております。

具体的には、飼い猫について、室内で飼うことや、名札を付けること、適正な頭数で飼う、地域の猫について、エサやりについてもかわいそうだからとエサを与え続けたりすると、糞尿被害等につながり、まわりの迷惑になるのでやめるようにお伝えしているところです。

捕獲について、「狂犬病予防法」に基づき、のら犬を捕獲することは可能ですが、「動物の愛護及び管理に関する法律」により、猫を含む「愛護動物」は捕獲等の行為が禁止され、みだりな殺傷や遺棄等が認められれば、罰則を受けることとなります。行政職員であっても罰則の対象となるため、町等の行政で捕獲は行っておりません。

また、奈良県中和保健所動物愛護センターでは、人と動物の共生する社会を実現するため、保護された猫の譲渡等の様々な取り組みがおこなわれています。

町におきましては、今後も引き続き、猫の問題について啓発に努めるとともに、希望する自治会に対し、無料で啓発の看板を配布いたしますのでご活用ください。

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:健康福祉課保健センター
電話:0744-33-8000