5月22日学童保育所、特別保育について

ご提案・ご意見の内容

学童保育に子どもを預けている母親です。いつもお世話になっております。

本日、分散登校の対象でない日の午前中についての対応を学童ラインにて連絡いただきました。保育対象者は特別保育を利用した児童のみでした。 我が家は特別保育の対象の家庭ではありませんが、私の仕事は毎日出勤です。もちろん主人もそうです。学童で子どもを預かっていただけないと子どもは預け先がなく家においていくしかありません。子どもの安全面も心配ですが、おいていかれることで親への信頼感が薄れるのではないか。子どもだけで丸1日過ごす不安から精神的に病んでしまうのではないかと不安で仕方ありません。そもそも特別保育の対象を、消防士、警察、医療関係etcと、なぜ職種を限定するのですか? しかも、両親のいずれかがその職種ならOKというと、片方の親が休み易い職でも保育が受けられますよね。特別保育の対象の職種以外でもスーパーで働く人、宅配の人、飲食店でテイクアウトを提供している人、他にも色んな世の中のニーズに応え、このコロナの中でも懸命に働いている人はたくさんいます。

せめて限定した職種以外でも「その他」のわくを作って、どうしても保育が必要な親の事情を聴いていただけないでしょうか。もし、それが無理なら、他にも休めない職種があるのに、職種を限定している明確な理由を教えてください。職種によって保育が受けれたり、受けられなかったりするのは、職業差別のように感じます。近隣の市では、「その他」のわくで、事情を話せば預かってもらえると聞いています。私と同じ職場でも、他市の人はお子さんを学童に預けることができています。

他市に出来て田原本ではできない理由は何ですか?子育てしやすい町を目指している森町長だからこそ、この働く母の困り感に耳を傾け、「その他」のわくを作って事情を聴いて下さると信じています。宜しくお願い致します。

来週から始まる分散登校での対応ですので、早急に協議していただきたいです。これは、私だけの思いではなく、同じ学童に通う多くの親の意見ですので、協議の結果はホームページにてお返事いただけると有難いです。どうぞ宜しくお願い致します。

田原本町の回答

ご意見をいただきありがとうございます。

ご意見のとおり、田原本町の学童保育所の特別保育の対象者は、医療従事者・介護福祉施設に勤務・警察、消防に勤務・保護者がひとり親の場合に限定し、他市町村に比べて、その他の枠がなく、ご利用いただける対象者の範囲が狭くなっております。

県内市町村により今回の対応は異なっており、学童保育の受け入れが朝からできない市町村では、学校での預かりで対応するなどの、連携協力により実施しています。

当初、小学校での午前中の預かりの協力をいただくことで、1日の預かりができておりましたが、奈良県が4月21日に発表した「新型コロナウイルス感染症にかかる奈良県対処方針」において、特措法第24条第9項に基づき、基本的に休止を要請する施設に小学校が含まれ、施設の使用停止要請の対象となったことから、学校の協力を得られず、やむを得ず全学童保育所を閉所して、田原本小学校学童保育所1か所のみ開所し特別保育に移行し実施しております。

緊急事態宣言が解除され、5月25日(月曜日)から学校の段階的な再開により、分散登校となり、登校する児童と、登校しない児童が発生することから、全学童で朝からの保育も検討させていただきましたが、朝からの人員の確保が難しく、また、午後からは登校する児童の受入れがあるため、やむなく、対象を特別保育利用者に制限して、午後の開始までに各所属学童保育所にバスによる移送を実施しているところです。

職業は区別をするものではなく、他にも休めない職種があることは承知しておりますが、安全にお預かりできる体制を確保することが難しく、対象者の限定につきましては、やむを得ずの判断となりましたことをご理解いただきますようお願いいたします。 みなさまのご理解、ご協力により、運営できておりますことをご了承ください。

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:こども未来課こども支援係
電話:0744-33-9036