6月8日長期休暇の学童保育について

今年小学1年になる娘と年中の息子をもつ母です。

夫婦とも常勤で共働きをしており、朝の出勤時間が早いことから、娘が保育園の時は7時からの早朝保育を利用していました。

小学校にあがるにあたり、学校の長期休暇中の学童保育の利用が大きな課題にあがっています。

長期休暇中の学童は8時からで、大人の送迎があることが利用の条件です。核家族で、祖父母の協力も得ることもできません。

7時過ぎには下の息子を保育園に預け仕事に向かうため、小学校1年になったばかりの娘一人を家に置いて出かけることになります。

学校のある日は、娘が戸締まりし、部団の集まる時間に間に合うよう家を出ています。

小学校では春、夏、冬に長期休暇があるため、1日学童に預けることになります。その際、誰が朝学童に娘の送迎をするのかが利用にあたり大きな壁となっています。小学1年生になったばかりの娘を1日家に置いておくことはできません。仕事の調整にも限界があります。

他の自治体ではファミリーサポートサービスがあるところもありますが、田原本町ではそのような事業がありません。町委託の愛和会系列保育園やさわやか保育園は7時から、平野にある認定こども園は7時30分から早朝保育を開始しています。そんな中、休暇中の学童保育が8時からでは仕事を続けることが難しくなるケースも多くなるのではないでしょうか。

保育の環境が整わないことで仕事を辞めざるを得ないという事態もあると考えます。それでは働く人のための保育という意味では本末転倒です。

我が家では長期休暇中の学童保育に備え、業者に娘の送迎をお願いすることにしました。戸締まりは娘がするので、依頼は送迎のみです。家から学童まで、徒歩1分もなく、業者の仕事としては5分～10分ぐらいの所要時間です。業者の担当者に電話で依頼をお願いした時、仕事内容から100～200円くらいで依頼できるのではないかとのお話でしたが、具体的に話を進めると1回の送迎につき1000円と料金を提示されました。とても高くて利用できないと思いました。ですが、1000円の内訳を訪ねたとたんなぜか急に値引きされ、1回800円となり、かなり不信感がつのりました。800円でも高いと思ったこと、業者への不信感があったことから利用を躊躇する気持もありましたが、他に送迎してもらえる手段がないため、泣く泣く送迎をお願いすることになりました。しかし、業者に送迎をお願いする料金の方が、同じ時間自分が働いたお金より上回るのが実情です。これもまた、子供のため、生活のために働く人にとっては本末転倒の話だと思います。

コロナの影響もあり、数回すでに送迎をお願いしています。

町内の保育園早朝保育に合わせ、長期休暇中の学童保育の利用時間を30分早めていただくことをまずは強くお願いしたいです。また、今年度ファミリーサポートセンター事業の実施が予定されているとのことですが、早急に進めていただきたいです。それが難しいようであれば、共働きしている、一人親家庭等こそだての事情を踏まえ、申請や審査を経て、業者への送迎依頼等、家庭からの支払いを助成する制度ができることを要望します。

長く仕事を続けながら、仕事と子育てを両立し、田原本町で住み続けたいという思いの訴えと理解していただきたいです。

ご意見ありがとうございます。

ご指摘いただいているとおり、現在小学校の長期休暇中の学童保育所の開始時間は午前8時となっており、開所時間の早めてほしいというご意見は、親の会も含めてご要望をいただいているところです。

長期休暇時の開所時間につきましては、設置場所である学校との調整が必要であることから、今後の課題として、関係機関と検討してまいります。

また、ファミリーサポートセンター事業につきましては、今年度中の実施開始を予定しているところでございます。

業者を活用しての学童保育所への送迎などに対する助成制度につきましては、将来的な課題として、今後検討してまいります。

子育に関する多様なニーズにお応えできるよう、引き続き取り組んでまいりますので、ご理解、ご協力いただきますようお願い致します。