7月7日 タブレット端末と通学と家庭学習との選択制の導入

ご提案・ご意見の内容

号外の第4号にて、小中校生の一人一台のタブレット端末の配布についての記事がありました。やっと導入していただけると安堵したものの、導入時期は、今年度中とのこと。新型コロナウイルスの第2波、学校でのクラスター対策で、県からの指導により、早々に導入している近隣の市町村に比べると、かなり見劣りする対応です。また、学校再開に関しても、通学と家庭学習の選択ができ、家庭学習を選択しても、課題の提出により、欠席扱いになりません。今夏の夏休みの短縮で、酷暑の中、長距離の徒歩通学の子どももいます。熱中症にならないか、等の心配もあります。子供たちの心身共に負担軽減をするために、喫緊の課題として取り組んでいただき、安心して学習が進められるようにお願いします。多くの親御さんから同様の意見が出ており、代表して意見箱に投書した次第です。

田原本町の回答

日頃より本町教育の推進にご理解とご協力を賜りありがとうございます。

教育のICT化に向けて、令和2年度は小学校5・6年生、中学校1年生、令和3年度は中学校2、3年生、令和4年度は小学校3、4年生、令和5年度は小学校1、2年生のPC端末を段階的に整備することとされていましたが、新型コロナ感染症による臨時休業を踏まえ、子供たちの学びが保障できるように令和5年度達成とされていた端末整備が令和2年度に前倒しされました。

近隣の市町村に確認したところ、臨時休業等に伴いインターネット環境が備わっていない家庭を支援するために端末を貸与した事例もあると伺っております。本町でも青垣生涯学習センター内にオンラインでの自主学習が出来る部屋をご用意しました。ただ、タブレット端末の新規購入、校内LAN等の整備により、全学年の児童生徒一人一人が端末を持ち、活用できる環境の実現に関しましては、ほとんどの市町村が2学期~3学期を予定しているとのことです。本町も同様で、現在進めているところでございます。

児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合に、指導要録上出席扱いとするかどうかについては、通学と家庭学習の選択性も含め、貴重なご意見として受け止め、今後の検討課題とさせていただきたいと考えています。

保護者の皆様にもご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先
担当課:教育総務課学校教育係
電話:0744-34-2074