7月14日 小学校通学の熱中症対策について

ご提案・ご意見について

私は町内の小学校に通う子どもを持つ保護者です。

連日の厳しい暑さのなか、子どもが登下校をする様子を見ており、熱中症への不安を強く感じております。我が家の場合、通学に20~30分ほどかかるため、子どもは毎日汗だくになって真っ赤な顔で帰ってきます。大人でも辛い暑さの中、体力の少ない子どもにとっては大変過酷な状況ではないかと感じております。

現在は、登校時に保冷剤を首に巻くなどの対策をしておりますが、最も暑い下校時にはすでに効果が失われており、十分とは言えません。

つきましては、以下の点についてご検討いただけないでしょうか。

・登下校中のネッククーラーやハンディファンの使用を学校として認めていただきたいこと

・もしすでに使用可能であれば、周知が十分でないように思われるため、保護者や児童への改めてのアナウンスをご検討いただきたいこと

また、最近では愛知県の蟹江町において、市内すべての小学校に保冷剤を保管するための冷凍庫を設置したとの報道もあり、自治体としての対策の必要性を感じております。

もちろん、予算や運用面での課題があることも承知しておりますが、子どもたちの健康と命に関わることなので、可能な限り対策をご検討いただけますよう、心よりお願い申し上げます。

お忙しい中恐縮ですが、ご対応のほど何卒よろしくお願いいたします。

田原本町の回答

この度は、お子様たちの登下校時の熱中症対策について貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。

ご心配をおかけしております熱中症対策につきまして改めて各校の状況を確認したところ、いずれの学校においても布製クールタオルやアイスリング、日傘等の使用は認められていますが、ハンディファンについては相違があります。しかし、近年の異常ともいえる高温から子どもたちが少しでもより良い状況で登下校できるよう、各校においてルールの確認とハンディファンの取扱いを含む見直しを前向きに検討しています。また、周知が足りないのではというご意見をいただいたことを学校に伝え、再周知いたしました。

なお、本年度1学期中に、熱中症対策の一環として各小学校にウォータークーラーを設置いたしました。ご家庭から持参された飲料がなくなった際などにも、お子様が適切に水分補給できる環境を整えております。今後ともお子様たちが安全かつ快適に学校生活を送れるよう、熱中症対策をはじめとして安全管理に学校と連携して努めてまいります。

この記事に関するお問い合わせ先
担当課:教育総務課学校教育係
電話:0744-34-2074