9月24日 個人情報取り扱いについての周知のお願い

ご提案・ご意見について

昨日、小学生の子供宛に田原本町議会議員選挙立候補者からの選挙ハガキが届きました。

どういう経緯で子どもの氏名と住所を入手されたのか問い合わせたところ、住んでいる地域の前
自治会長の方が、自治会活動で知り得た個人情報でハガキを郵送したとのことでした。誤って子どもの氏名と住所で郵送したとの説明でしたが、子供の個人情報が自治会以外の活動に利用されたことに憤っております。行政が自治会を指導する立場にないことは十分承知しておりますが、他市町村を拝見しますと自治会での個人情報の取り扱いについての周知活動は行われているようです。

奈良市・王寺町
自治会活動における個人情報の取り扱いについて、ホームページ上での周知・回覧板による周知・広報紙による周知を行っていただけないでしょうか。
 

田原本町の回答

自治会での個人情報の取扱いに関して、貴重なご意見有難うございます。

自治会活動における個人情報の取扱いについての周知に関するご提案について回答させていただきます。

平成27年9月の個人情報保護法改正により、改正前は5,000人以下の個人情報を取り扱う事業者は対象外とされていましたが、改正後は、自治会を含むすべての事業者に個人情報保護法が適用されることになり、平成29年5月に全面施行されています。

今回、町議選に際して、「自治会活動で知り得た個人情報でハガキが郵送された」「子供さんの個人情報が自治会活動以外に利用された」とのご指摘を受け、本人または保護者の同意を得ず、自治会活動以外の目的のために利用されており、適切な取り扱いではないと考えています。

本町といたしましては、現在は各自治会に向けた個人情報保護法の適用についての周知は行っておりませんが、今回の事例を受け、まずは、早急に各自治会に向け、個人情報の取り扱いに関する注意喚起を文書により行いたいと考えています。

また、個人情報を取り扱う際の注意事項について、今後、町ホームページ上での周知についても検討する予定です。ご理解をお願いします。
 

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:総務課自治人権推進係
電話:0744-34-2114