11月4日老人福祉センターの今後の方向性について(12月2日意見追加)
ご提案・ご意見について
・老人福祉センター廃止について、もっと広くセンター利用者の意見を聞いて決定すべき。現在利用している人の行き場がなくなると外に出る機会のなくなる人が多くいると思う。色々と交流していることで、元気に張り合いを持って行動できると思う。
・家のお風呂より老人福祉センターに来るのが楽しみ。ここに来るのが楽しいから規則正しい生活を送れる。お金をとってでも続けてほしい。
・過去には娯楽室で囲碁を教えてもらったりして良かった。今はカラオケをしたり生活の知恵を話し合ったり困ったことを聞いてもらったり、ここに来るのが楽しい。疲れた時でもここに来ると元気になる。お金を払ってでも続けてほしい。気持ちの整理がつかない。
・老人福祉センターでグラウンドゴルフ、体操、カラオケと色々利用している。シニアカーで老人福祉センターへ行っているが、遠い所に行くには車が多いので怖くて行けない。老人福祉センターがなくなれば家を出ることはないと思う。そうなると足腰が弱るのは目に見えている。デマンドの数が増えたようだが、その場所まで行くのが大変。一度老人福祉センターで楽しんでいる所を見に来てほしい。風呂は毎日利用している。なくなるのは大変困る。情報提供の場所でもある。
・毎日風呂を利用しており、ありがたい。なくなれば困る。カラオケも週一回10人程集まって楽しんでいる。
田原本町の回答
このたびは、田原本町老人福祉センターの今後の方向性につきましてご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございます。長年、浴場利用やカラオケやグラウンドゴルフ等を通じた交流の場として親しまれてきた施設であり、楽しく利用されている高齢の皆さまの持つご不安やご懸念を町としましても受け止めております。
9月24日から1ヵ月間実施したパブリックコメントの冒頭でもお示ししましたが、本町の「公共施設等総合管理計画」では、公共施設を現状規模のまま長寿命化(維持)した場合、年平均約11.9億円の費用が必要となり、従来実績約2.7億円の4.4倍にあたります。そのうち、老人福祉センターにおきましても、年間約3,000万円(指定管理料を含む)の運営費が必要であることや築50年と老朽化していることから、広く住民を募り開催した令和5年度の住民協議会の議論を経て改訂した公共施設等総合管理計画では、同センターの改修や設備の更新は行わず、指定管理期間の終期である令和7年度末を廃止の目途としております。
これらを踏まえ、老人福祉センターが有している機能である、「集い」「教室」「健康づくり」「相談」の機能は、ふれあいセンター・青垣生涯学習センター・さわやか交流センター等へ引き継ぐと共に、部屋の占有や飲食を可能とするなど各施設の利用ルールの緩和や機能の充実で利便性を高めてまいります。青垣生涯学習センターは「知と交流の拠点」としての再整備に向けて検討を深めており、人が集い居場所と出番のある空間づくりを進めていきます。
移動手段はデマンド交通の利便性向上に加え、マイクロバスにつきましても地域と各施設を繋ぐバスとして継続して運行する予定です。
なお、老人福祉センターの施設については、老人福祉センター周辺での防災公園の整備に合わせての活用を検討しております。
今後も丁寧な説明と行政サービスが向上するよう努めてまいります。何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
- この記事に関するお問い合わせ先
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担当:長寿介護課介護認定・高齢者支援係
電話:0744-34-2103








