12月1日学校給食について
ご提案・ご意見について
いつも子どもたちのために温かいご配慮をありがとうございます。
ひとつ気になっていることがあり、意見箱に書かせていただきます。
子どもが「給食が美味しくない」と話すことが多く、給食の時間をあまり楽しめていないようです。食べたものが少しのおかずと牛乳だけの日があったり、「食べられるものが少ないから学校に行きたくない」と言う日もあったりと、親として少し心配しています。
たとえば、レモンを使った料理が酸っぱすぎて食べられなかったり、味付けが少し大人向け・個性的すぎると感じることもあるようです。
栄養バランスを考えて工夫してくださっているのは理解いていますが、あまりにも尖ったメニューだと、残してしまう子や、苦手意識を持つ子も多いのではないかと思います。
できれば、子どもたちへの定期的なアンケートなどを行い、不人気なメニューの見直しや、子どもたちが楽しみにできる工夫を検討していただけたら嬉しいです。
近隣の給食のメニューなどを見ると、内容もわかりやすく、美味しそうな工夫(絵本で出てくるものがたりメニュー等)が感じられます。
田原本町の給食も、そうした点を少し取り入れていただけると、子どもたちがもっと喜ぶのではないかと思います。
私自身は子どものころ、学校の給食が好きで、毎日給食を楽しみにして学校へ行っていました。ですので時代が変わった今、更に良くなっているのだろうとばかり思っていたので、子供の主張を聞くたび、すこし残念に思っています。
たくさんの子どもたちが「毎日の給食が楽しみ!」と思えるようになれば、と願っています。
田原本町の回答
日頃より、学校給食の運営にご理解とご協力をいただき、深く感謝申し上げます。
この度は、お子様が給食に対して辛い思いをされ、登校への意欲にまで影響が出ているとのこと、保護者様にはご心配をおかけし申し訳ございません。
いただきました「不人気メニューの見直し」や「近隣市町村のメニューを参考にする」等のご提案ありがとうございます。
近年、食の欧米化が進む中で、学校給食を単なる食事の場ではなく、将来の子ども達の健康を守るための教材であると考えております。 そのため、郷土料理や伝統的な和食の継承、また、生涯にわたり健康な食生活の基盤づくりを学び、食を通して健全な食生活を実践することができる人を育てるという食育の観点から様々な体験をしてほしいという思いを込めて献立を考えております。
しかし、お子様が「給食が嫌だ」と感じてしまっては元も子もないため、 伝統や文化を大切にしつつも、現代のお子様の嗜好に合わせ、味や調理方法は日々子ども達の様子を見ながら見直しを進めております。今後アンケートの実施も前向きに検討してまいります。
また、本町では毎年1月に「学校給食週間」を設け、テーマにちなんだ給食献立を実施しています。今年度は「図書館コラボ」をテーマに、本にちなんだ献立が登場します。ぜひ楽しみにお待ちいただけたらと思います。
「伝統」と「おいしさ」のバランスを取りながら、子ども達に和食や郷土料理をはじめとしたいろいろな国の料理や食べ物にふれてもらいながら、給食が楽しいと笑顔で登校していただけるよう、全力を尽くしてまいります。今後も学校・家庭・地域が協力して子ども達に「食のバトン」をつないでいけるようご協力をお願いいたします。
貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。
- この記事に関するお問い合わせ先
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担当課:教育総務課学校給食係
電話:0744-34-2074








