1月20日 求職中の保育所入所選考基準の見直しについて

ご提案・ご意見について

田原本町長 様(および保育行政ご担当者様) 突然のご連絡失礼いたします。

現在、田原本町で子育てをしており、再就職を強く希望している保護者です。 本日は、当町の保育所入所選考基準における「求職中」の扱いについて、現状の制度が住民の就労意欲を著しく阻害している点を訴えたく、意見を送らせていただきます。

【現状の問題点】現在、私の妻は仕事を辞めて新しい職を探していますが、保育所の入所選考において「求職中」の点数が著しく低く設定されており、事実上、入所が不可能です。 「すでに就労している人」が優先されることは理解できますが、現状では「保育園が決まっていないと採用されない(雇ってもらえない)」一方で、「就労実績がないと保育所に入れない」という、完全な負のループ(ジレンマ)に陥っています。

【具体的な弊害】 この制度設計のままでは、一度離職した保護者は二度と再就職できないことになります。 「働いて納税し、地域に貢献したい」という意欲があっても、役場の制度がその足を引っ張っている状態です。これでは子育て世帯は田原本町に定住することすらリスクと感じ、他市町村への転出を考えざるを得ません。

【要望】 以下の点について、早急な検討と回答を求めます。

・求職中区分の点数の引き上げ、または優先枠の設置 就労が内定していなくとも、ハローワーク等の活動実績があれば、一時的に就労者と同等の点数を与えるなどの救済措置を設けてください。

・就労証明」提出の猶予期間の柔軟化

入所後に就労先をみつけるための猶予期間(現在は短い期間のみかと思いますが)をより現実的な期間へ延長、あるいは入所決定を仮条件として就職活動ができる仕組みを強化してください。 現場の窓口の方に相談しても「決まりですから」「空きがありませんから」と対応されるのみで、行政としてこの構造的な欠陥を改善しようとする姿勢が見えません。少子化対策、子育て支援を掲げるのであれば、まずは「働きたい親が働ける環境」を最低限整えてください。 生活がかかっております。定型文での回答ではなく、本気で制度を見直す議論がなされることを強く希望します。

田原本町の回答

この度は、保育所入所選考に関するご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。また、保育所入所を望まれている保護者の皆様には、大変ご不便をおかけし申し訳ございません。

県内では保育士不足が深刻化しており、本町も同様の課題を抱えております。ゆえに保育所入所のご希望が多い傍ら入所いただける人員が制限され、入所選考は年々厳しいものになっております。 そのため、入所選考に際しては、基本点数表、調整指数表を毎年見直し、求職中の方への配点も保護者の状況を、細分化して配点するなどの工夫をするとともに、基本点数表等を公表することで公平性を確保し、運用している状況ですのでご理解いただきますようお願いいたします。

しかし、子育てをしながらの求職活動が難しい状況は推察されますので、一時預かりやファミリーサポート事業等、待機児童の受け入れ対策としてご用意しているメニューもご利用いただけたらと存じます。 さらに、求職中を「保育要件」とする入所の場合の就労証明書の提出期限でございますが、3か月間の利用が可能となりますので、4か月目となる月の前月の10日までにご提出いただくルールとなっております。この3か月は国が90日までと認めていることから、多くの市町村で採用されている基準でございますので、ご理解ください。

本町では、待機児童対策は重点課題として取り組みを続けており、保育の受け皿として来年度には0歳から2歳児を受け入れる小規模保育園を新たに開設する予定があり、また3歳児以上のお子さんの受け入れ先として公立認定こども園での保育コースの定員の拡大を実施してまいります。 今後とも、町児童福祉行政にご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い致します。

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:こども未来課こども支援係
電話:0744-33-9036