7月19日 ボランティア袋について

田原本町ボランティア清掃ゴミ袋 交付事業実施要綱について

私は、昨日早朝に蔵堂の公園前の町道に、ゴミが散乱しているのを見つけました。前日の早朝には、ゴミがありませんでした。

過日に、この付近で大量のゴミが散乱していた時に、この女性は、発見した翌日の早朝に自転車とゴミ袋を4枚持ってきて、出勤前にゴミ拾いをしていたので、私は、自宅に帰ってから警察署に通報した事がありました。

この日も、いつも犬の散歩をしながらゴミ拾いをしている女性が来て、ゴミを拾ってくれました。

この女性に聞くと、ボランティアゴミ袋の申請のために、町の環境センターに行くと、係員から、町道は、町のハンコ、河川は、土木のハンコをもらってきてくださいと言うので、中和土木に電話すると、そんなハンコは押せないと言われたと言っていました。

私は、田原本町ボランティア清掃ゴミ袋交付事業実施要綱を見て、ボランティア活動をされている方に感謝の気持ちが無いと思う。

第1条の目的が、袋を交付して町内の環境美化を促進するとしているが、そもそもこの要綱をの目的は、義務なく無償で清掃を自発的に行う活動を支援して、ボランティア活動による経済的な負担を軽減するためのものである。

しかるに、不要なハンコを求めるばかりか、ボランティア活動で、勤務や家事などで忙しい女性に、ゴミの清掃センター持ち込みなど過度な負担を求めることは、ボランティア活動推進の隘路になると考える。

そこで、標記要綱を次のように改正してはと、考える。

目的 第1条 ボランティア団体の次に、及び個人を挿入し、町内の環境美化以下を実施していただく方を支援することを目的とする。

第2条1項にボランティア活動する個人は、前記の書類の提出を省略することができる。

第10条1項にボランティア活動する個人は、一般家庭ごみ処理の収集に影響のない範囲内で、ボランティア袋のゴミを一般家庭ゴミ処理と共に排出することができる。

意見の理由 ボランティア活動する個人を田原本町役場が支援する事は、当然であるが、標記要綱の全文を見て、この内容があまりにもボランティア活動推進には、逆行する内容である。

もっと個人に負担をかけないで、ボランティア活動を支援する内容に変更することで、田原本町を綺麗な街にしていただきたい。

ご意見ありがとうございます。町では、環境美化のために道路、公園その他の公共の場所で義務なく無償で清掃を自発的に行う活動を町内において実施するボランティア団体に対し、ボランティア清掃ごみ袋を交付する事業を実施することにより、町内の環境美化を促進することを目的として、「田原本町ボランティア清掃ごみ袋交付事業実施要綱」を制定し、令和3年10月1日より施行しております。

以降、申請があった際には、上記要綱に基づいた対応をしておりますが、当要綱はボランティア活動を行う「団体」を想定したものであり、ボランティア活動を行う「個人」を想定したものではないため、このような内容としているものです。

この度、貴重なご意見をいただきましたので、ご意見も参考にしながら、ボランティア活動の推進が図れるよう、要綱改正の必要性も含めて検討して参りますので、何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。