令和7年8月のメッセージ
米や農業、そして食料安全保障
これらの言葉がこれほど社会の耳目を集めるのは、近年まれにみる状況ではないでしょうか。私たちの食卓が「当たり前」でなくなりつつあり、いままさに、地域の農業の価値を改めて見つめ直す時だと考えています。本町においては、町域の40%以上が農地でありますが、農地をお守りいただいている農家の皆さんの高齢化などにより担い手が減り、耕作放棄地も増加傾向にあります。
町としては、農家の皆さんに御協力を賜り、地域農業の将来設計図たる地域計画の策定を進めています。また、営農の効率化は今後避けて通れない道であり、例えば、農業基盤の効率化として、大網井堰と広陵町百済井堰を統合した新たな井堰の設置を進めています。これは画期的な取組であり、次世代に向けたベストプラクティスといっても過言ではありません。他にも、各種補助金事業に加えて耕作放棄地対策支援補助金を新設したほか、地産地消を進めるための町内産米100%の米飯が提供可能な給食センターの設置を進めるとともに、GI(地理的表示)登録など農産物の付加価値向上策についても検討を深めてまいります。皆さんの御協力をどうかよろしくお願いします。
おしゃべりランチ
これまでにも町政報告・意見交換会を実施してまいりましたが、「もっと気軽に!」とのお声をいただき、月1ペースでランチミーティングを実施することといたしました。直近の開催日程は9月4日を予定しており、町長会議室でざっくばらんに会話をしながらお昼ごはんを食べる企画です。別途町政報告・意見交換会も実施予定です。御関心ございましたらぜひともお越しください。
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