令和7年11月のメッセージ
ともに生きていくまちプロジェクト
高齢者が活力をもって生活するための秘訣は「きょういく(教育?)」と「きょうよう(教養?)」であるといいます。「きょういく」とは「今日も行くところがある」こと、「きょうよう」とは「今日も用事がある」こと、すなわち「居場所と出番」があることと換言できそうです。今年度からは「ともに生きていくまちプロジェクト」と題し、安価に利用できる「ジム」の設置や、新たなウォーキングイベントの実施、男性に特化した運動教室の開設、デマンド交通Tawamoの運行拡大・料金引き下げなどの新たな取組を進め、高齢者の皆さんの「きょういく」と「きょうよう」をお支えすべく取組を強化しております。また、地域につながりが希薄な一人暮らし高齢者を対象とした地域に出向く支援の取組強化を検討しており、誰もが地域につながり、居場所と出番のあるまちの実現に向けて、歩みを進めています。
一律に「高齢者=弱者(支えられる側)」とは考えていません。むしろ、長い人生において培われた知恵と経験は地域にとってかけがえのない力です。高齢者の皆さんはこれまで、地域を支え、子どもたちを温かく見守り、次の世代に大切な価値を伝えてこられました。今も皆さんの存在がまちの安心と温かさを作っています。皆さんの「行くところ」と「用事」は、皆さんの元気のみならず、田原本の元気を育てています!
町議会議員選挙を経て
町のことを思い立候補をしてくださった19人の皆さんに心からの敬意と感謝を表します。町選挙として初めて選挙公報を発行したり、親子連れ投票の記念証を交付するなど、関心醸成に係る取組を進めましたが、投票率は前回に比して微減となりました。この点は残念でありますが、次回選挙に向けて住民の皆さんに政治行政への関心をお持ちいただけるような取組をより一層推進できるよう、思いを新たにしております。政治をあきらめた社会に未来はありません。できることできないことはありますが、今後とも町政に対する御関心をお持ちいただき、まちづくりを「自分ごと」として考えていただけることを大いに期待します。「ともに」住みよいまちを作りましょう!
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担当課:秘書広報課秘書係
電話番号:32-2901(内線216)








