田原本町自治連合会総会第2部町政報告会で自治会との意見交換が行われました

総会の様子

実施報告

日時

平成31年4月18日

場所

町民ホール

テーマ

田原本町のまちづくり

出席者

86人

意見交換

Q ごみカレンダーについて、高齢者にはわかりづらいです。住民が日にちを勘違いされて出されることが多いし、字が小さすぎて理解できていないお年寄りが多いです。地域1~4それぞれ回収の予定と、ごみの種類の説明をA4、1枚ずつにしてもらえたら見やすいです。

A ごみカレンダーについては、以前のものからできるだけわかりやすいように今年新たに見直しさせていただきました。今回いただいたご意見を参考にしながら、更に見やすいカレンダーにしていきます。

 

文化財保存課が青垣生涯学習センターに移転したことについて、土・日曜日は開館していて月曜日は休館日ですが、月曜日に文化財保存課のためだけに開館して、電気代・警備代がかかるのはもったいないのではないですか。

職員は交代制で休日を取り、電気の使用は極力抑えて運営をしています。どの自治体も月曜日から業務が始まるため、運用を合わせていることをご理解ください。

 

青垣生涯学習センターについて、月曜日から通常業務が始まるのであれば、土日営業する必要はないのではないですか。最低限の照明で運営していると聞きましたが、照明が薄暗い中で事務室だけ営業するのは見た目も良くないので、完全閉館の曜日を設定してはどうですか。

青垣にはミュージアムが、そして、唐古・鍵遺跡史跡公園があります。文化財保存課は青垣へ移転する前、本庁舎とは別の建物にありました。その建物での維持費と青垣を開館したときの維持費を比べたときに青垣のほうが安いという判断をしたため、青垣で運営をしています。

 

文化財保存課の職員を月曜日に交代で出勤させ、一つの課のために電気を付けるのは無駄ではないですか。

文化財保存課は町民だけではなく他の町との連携をとる必要があり、月曜日にどうしても連絡を取らないといけない場合があるため、月曜日も開け、交代制で休日を取らせていただいています。また、青垣にはミュージアムがあり、重要文化財の保管・展示等の管理上、青垣に文化財保存課を移動させていただきました。いただいたご意見を担当課へ伝えた上で、できるだけ無駄のないように運営させていただきます。

 

人員を置くことによって、無駄な経費が生じるという話をしているのです。交代制なのであれば、土日に出勤した職員は平日休みなのですか。

土日出勤の職員に関しては平日休みを取っています。

 

平成31年度予算のプレミアム付商品券について、住民税非課税、3歳未満の家庭の方が対象ですが、これらの対象者は普段から行政の恩恵を受けているのに、なぜプレミアム付商品券を購入できるのですか。対象者を変更できないものですか。

プレミアム付商品券は国の制度であり、消費税の引き上げに伴う子育て世代・低所得者に対する支援として、国一律の制度として実施しています。今回いただいたご意見は参考にさせていただきます。

 

保津の川の土が崩れてきました。長年コンクリート改修工事のお願いをしたところ、ようやく要望が通り、計画書を見せてもらいましたが、川幅が狭くなりすぎるため、農政土木課に広げてほしいと要望しました。農業用水ももちろん大切ですが、もっと生活に関わる水害の面で色々調べてもらいたいです。農政土木課が水路を農業用水としての視点でだけ調査するのであれば、水害が起こっても大丈夫かはどの課が調査するのですか。農業用水だけではなく、町の組織として総合的に考えられるような仕事をしてほしいです。

防災については防災課が担当しています。内水対策については平成31年度更に力を入れて進めていくところです。その中でも常時水が浸く場所については対策を実施しており、今回の保津についてはだいぶ崩れているように想定されます。元々の流量がどれくらいで、改修によってどれだけ足りなくなるのか、災害の危険が及ぶのかにつきましては、防災課も含めて確認させていただきます。

 

内水対策について進めていくという話でしたが、実際に浸水しているので、緊急の課題です。田んぼや池などの今ある資源をもっと有効活用してもらえないですか。田んぼダムの普及をもっと進めてほしいです。

内水対策については、平成24年頃から田んぼダムについては進めていますが、田んぼダムに向けて地せきを確定するという目的で、地せき調査を先行して実施しており、続いて田んぼダムを推進していく予定です。資源利用については、もちろん新設ばかりではなく、自治会の協力を得て昨年度は阪手二丁目池を、そして本年度は阪手新池と既存の池を利用し、水害対策に向けての貯留施設として整備を進める予定ですので、ご理解ください。

 

今年度東幼稚園の入園生徒が北幼稚園に入園すると聞きましたが、なぜ教育委員会から東校区に説明してもらえないのですか。田原本町として自治会をどう捉えているのですか。どういう認識でいるのかを聞きたいです。

幼稚園は集団教育をして社会性を養う役割がありますので、東幼稚園の入園予定者の減少は、運営の面でも厳しいところです。該当者の保護者に状況を説明し、在園される保護者全体に対して次年度の方針の説明会を開かせていただきました。校区全体の方に対する説明は不十分だったと考えています。該当される3名の保護者に町内の幼稚園5園を見学していただいて、最終的に結論を出していただいた次第ですが、今後の対応については検討していきます。

 

通園される子どもの保護者・家庭が一番大事なのはもちろんですが、保護者から突然言われたときに、自治会が情報を知らされていないというのは困ります。自治会は地元の自治、町政の補完業務を担っていると思っていますので、決定事項はひと言自治会に連絡をしてほしいです。

今回いただいた意見を真摯に受けとめさせていただきます。

 

東校区の生徒数の少なさについて驚いています。高齢化の中で、子どもが少ないです。何が原因なのか、村の人口を増やすためにどうすべきなのか、孫も帰らない現状を真剣に考えてもらいたいです。東小学校の今後の見通しを答えてください。

 

東小学校を閉鎖するということは考えておりません。子どもが健全に育つためにいかに環境を整えていくか、教育委員会とともに考えているところです。そのためにも先程説明させていただいた校区の生徒や農業振興、道路整備という形で、何とか集落を維持できるような形にもっていきたいと考えています。色々なご意見をいただきながら、いい地域づくりをしてまいりますので、ご協力をよろしくお願いします。決して無下にするわけではなく、私も東小学校で遊んだ思い出もあり、東小学校をなくすわけにはいかないと考えています。

 

 

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