町長メッセージ

2025年5月28日更新

地域のことの「自分ごと化」

町長写真

河川や駅周辺の景観や衛生環境は自然に保たれているわけではありません。
町事業の定期的な清掃だけでは足りず、早朝から毎日駅周辺のごみ拾いをしてくださっている方や、ウォーキングをしながら河川沿いのごみを拾ってくださっている方など、地域のことを自分ごととして捉えていただいている地域の方の自主的な活動により、景観や衛生環境は維持されています(本紙2~5ページ)。地域のことを自分ごととして捉えていただける方の存在こそが、まさに地域の力です。清掃活動に限らず福祉や教育などあらゆる場面において、地域のことを自分ごととして捉えて活動をしてくださっている皆さんに改めて感謝を申し上げます。
家庭における適切なごみの分別といったことも、地域のことの「自分ごと化」です。皆さんの御尽力の結果、ごみの量が減り、リサイクル率は増え、ごみ処理に係る行政負担は減ってきています。こういったことにも関心をお寄せいただき、地域のことを「自分ごと」として考えていただける方が一人でも増えていただけることを期待します。

 防災も「自分ごと化」

梅雨期に入り雨が心配となる季節となりました。水害への対策として、本町においては貯留施設の整備など各種の取り組みを推進してまいりました。今年度から新たに簡易型水位計を20基設置し、誰もがインターネットで浸水状況を確認できる体制を構築します(本紙6~7ページ)。行政として今ある日常をしっかりとお守りするため、力を尽くしてまいります。皆さんにおかれましても、備蓄品の準備やマイタイムラインの作成、自主防災組織における訓練など、普段の備えをぜひよろしくお願いいたします。
地域のことの「自分ごと化」こそが地域の力です。